ボアアップ後のキャブセッティングでありがちな症状ですよ。
暖気直後は普通に走れるのに30分も走るとアイドリングでストールするとかね。
もう一度、そのストールが起きるエンジンの熱さでセッティングし直しが必要です。
濃すぎても薄すぎても同じ様な症状がでるのでどちらとは断定できません。
またキャブの口径を換えていない場合、排気量が上がったからと言って闇雲に濃くしたりしてもセッティングは出ません。
ジェットの番手を上げれば混合気は濃くなりますが、吸入空気量が増える訳ではありませんからね。
この辺を勘違いしてしまうと、永久にセッティングは出ません。
キャブのセッティングとは、適正な空気と燃料をエンジンに入れてやる事です。
燃料だけでも空気だけでもエンジンは正しく動いてくれません。
どうしてもセッティングが出ない場合は、キャブの状態を一旦ノーマル状態に戻してみる事です。
そしてメインを上げる方向で1番手(ジェットの番号で2~3番)ずづ換えていきます。
その度にエアスクリューは調整し直してください。
メインが決まるまでスロージェットに手を付けてはいけません、 スローを換える時も必ず1番手ずつです。
排気量を上げたのであれば、メインは自分で気持ちいい所(2速全開でしっかり回って、アクセル戻してもアフターバーナーしない所) スローは低速値で一番トルクを感じる所から1番手上げておくと街乗りでは熱ダレ対策にもなります。
エアスクリューは、一番アイドリングの高い所にしておくのは定番通りです。
アイドリングは1,500rpmをキープできる様にしておきましょう。
これらのセッティングを必ずエンジンアツアツの状態でやってみて下さい。