アルミ履き替えましたか。
ご満足いく走りのでよかったです。
タイヤの性能もかなり影響していますのでマッチングが良かったのでしょうね。
安心しました。
BMアクセラとGGインプレッサについては、スペックを比較すると分かりやすいです。
偶然にも両車の車両重量が同じなので非常に分かりやすいです。
重さに対する有利不利は生じません。
■現行アクセラBM(1.5L) エンジン型式 P5-VPS 直列4気筒DOHC 16バルブ 直噴式(シリンダー直接噴射) 排気量 1,496cc 内径×行程 74.5×85.8mm 圧縮比 13.0 最高出力 111ps/6000rpm 最大トルク 14.7kg.f/3500rpm 燃料 レギュラーガソリン 車両重量 1,260kg ギア比 1速3.583 2速1.904 3速1.290 4速1.028 5速0.837 6速0.680 ファイナル3.454 ■ インプレッサGG3(1.5L) エンジン型式 EJ15 水平対向4気筒SOHC 8バルブ インテーク内噴射式 排気量 1,493cc 内径×行程 85.0×65.8 mm 圧縮比 10.0 100ps/5,200rpm 14.5kg.f/4,000rpm レギュラーガソリン 車両重量1,260kg ギア比 1速3.454 2速2.062 3速1.448 4速1.088 5速0.825 ファイナル3.900 ■ エンジン形状 まずエンジンの素性ですが同じ4気筒1.5Lで、アクセラが直噴式DOHC、インプレッサは従来型のSOHCですから、この時点で、燃費やパワーではアクセラ優性ですね。
<BMアクセラ> 直列4気筒DOHC 16バルブ 直噴式(シリンダー直接噴射) <GGインプレッサ> 水平対向4気筒SOHC 8バルブ インテーク内噴射式 ■ ボア×ストローク 両車の明確な性格の違いが表れています。
アクセラがロングストローク型で低回転トルク重視。
一方のインプレッサはショートストローク型で高回転重視。
出足や燃費がいいのはアクセラ。
高回転の気持ちよさはインプレッサです。
今の時代としてはロングストローク型で、新型インプレッサもそうなっています。
<BMアクセラ> 排気量 1,496cc 内径×行程 74.5×85.8mm <GGインプレッサ> 排気量 1,493cc 内径×行程 85.0×65.8 mm ■ 圧縮比と出力とトルク 圧縮比は高いほど混合気の膨張力をピストンの運動エネルギーに変換できます。
高効率なのです。
圧縮比10でも高いですがアクセラ13ですか!圧巻です。
アクセラのエンジンの方がより低い回転で高いトルクを出しているのが分かると思います。
最高出力が10%程高いのも、直噴DOHCで高圧縮比が効いています。
<BMアクセラ> 圧縮比 13.0 最高出力 111ps/6000rpm 最大トルク 14.7kg.f/3500rpm <GGインプレッサ> 圧縮比 10.0 100ps/5,200rpm 14.5kg.f/4,000rpm ■ ギア比 ファイナル(デフギア)のギア比はインプレッサの方が大きいです。
つまりより低い(力の出る)ギアにする効果あります。
1速は一見アクセラの方が低く見えますが、ファイナルの効果で実はインプレッサの方がより低いギアとなります。
従ってGGインプレッサの出足はBMアクセラと比べて悪くないと思います。
2速もインプレッサは低く、高回転まで回して加速する設計です。
一方、アクセラは燃費のよいギア比ですが、これができるのが低回転でトルクがあるエンジンだからですね。
全般にアクセラの方が高いギアですね。
さらにアクセラは6速のギア比が高速燃費仕様。
これができるのも低回転トルク型だからです。
<BMアクセラ> 1速3.583 2速1.904 3速1.290 4速1.028 5速0.837 6速0.680 ファイナル3.454 <GGインプレッサ> 1速3.454 2速2.062 3速1.448 4速1.088 5速0.825 ファイナル3.900 というわけで、GGインプレッサは気持ちよく走れますね。
一方で、高回転型なので燃費には不利。
全般にアクセラのエンジンは15年近い時代の進化がありますね。
また、ボディ剛性やサスペンション等もやはり15年の進化があります。
しかし、それと比べてもGGインプレッサは素性がよいので当時から完成度が高かったのですね。
是非、大切に乗ってください。