【SUPER GT 2025最終戦】もてぎでW戴冠！au TOM'Sが劇的3連覇！GT300はLEON AMGが7年ぶりの王座奪還！

2025年SUPER GT最終戦もてぎ決勝、両クラスでチャンピオンが決定！GT500はau TOM'Sが見事な勝利で3連覇を達成、GT300はLEON AMGが6位フィニッシュで悲願の王座に輝いた。

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年間チャンピオンの栄光をかけた最後の戦い。2025 AUTOBACS SUPER GT Round 8「MOTEGI GT 300km RACE」決勝は、まさにグランドフィナーレにふさわしい、息をのむドラマの連続だった。GT500クラスでは絶対王者がその強さを見せつけ、GT300クラスでは最終ラップまで続く熾烈な争いの末に新たなチャンピオンが誕生。ツインリンクもてぎに刻まれた激闘の記憶、その興奮をもう一度味わおう！
【レースのハイライト解説】
GT500：王者au TOM'S、盤石のレース運びで3連覇達成！
ポールポジションのNo.38 KeePer CERUMO GR Supraが順調なスタートを切るも、2番手スタートのNo.1 au TOM'S GR Supra（山下健太）がオープニングラップでトップを奪取！チャンピオンへの執念を見せつけ、序盤からレースの主導権を握った。
レース中盤、各車がピットインする中で勝負が動く。トップを快走していたau TOM'Sはピット作業でジャッキトラブルが発生しタイムロス。その隙に、タイヤ無交換作戦を敢行したNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTが前に出る。しかし、王者の焦りはなかった。ピットアウトした山下は、冷えたタイヤの相手を冷静にオーバーテイクし、すぐさま事実上のトップに返り咲く。
後半スティントを受け継いだ坪井翔も安定した走りで後続との差を広げ、見事トップチェッカー！この勝利で、No.1 au TOM'S GR Supra（坪井翔／山下健太組）が2025年シーズンのドライバーズ＆チームチャンピオンを確定させ、前人未到のシリーズ3連覇という偉業を成し遂げた。
GT300：マッハ車検が初優勝！そしてLEON AMGが7年ぶりの戴冠！
GT300クラスのチャンピオン争いは、まさに最終ラップまで目が離せない大混戦となった。ポールスタートのNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORTが序盤をリードするも、タイヤ無交換作戦を選択したNo.5 マッハ車検 MC86がレース中盤にトップへ浮上。
一方、ランキングトップで決勝に臨んだNo.65 LEON PYRAMID AMGは、ライバルたちの猛追を受けながらも粘りの走行を続ける。レース終盤、チャンピオンの権利を持つNo.56 REALIZE NISSAN MECHANIC CHALLENGE GT-R、No.52 GreenBrave GR Supra、No.666 seven x seven PORSCHE GT3Rらが激しい3位争いを展開。このバトルを制した者がチャンピオンに近づく状況で、ファイナルラップに突入した。
最終的に、見事な無交換戦略を走り切ったNo.5 マッハ車検 MC86 GOがチーム創設22年目にして悲願の初優勝を飾った。そして、熾烈な争いを潜り抜け、No.65 LEON PYRAMID AMG（蒲生尚弥／菅波冬悟組）が6位でフィニッシュし、2018年以来7年ぶりとなるシリーズチャンピオンの座を掴み取った。
【公式レース結果】
GT500クラス Provisional Result
No.1 au TOM'S GR Supra (坪井翔 / 山下健太)
No.12 TRS IMPUL with SDG Z (平峰一貴 / B.バゲット)
No.23 MOTUL AUTECH Z (千代勝正 / 高星明誠)
GT300クラス Provisional Result
No.5 MACHSYAKEN AIR BUSTER MC86 GO (冨林勇佑 / 木村偉織)
No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT (井口卓人 / 山内英輝)
No.666 seven x seven PORSCHE GT3R (ハリー・キング / 藤波清斗)
【まとめ】
2025年のSUPER GTは、GT500クラスではau TOM'Sの絶対的な強さが際立ち、GT300クラスでは最後まで諦めない執念が奇跡を呼び込む、対照的な形で幕を閉じた。3連覇を達成したau TOM'S、そして7年ぶりの王座に輝いたLEON RACING、本当におめでとう！そして、シーズンを通して我々を熱狂させてくれた全チーム、全ドライバーに最大の賛辞を送りたい。来シーズンの開幕が今から待ち遠しい！