【WRCラリージャパン2025】開幕！ロバンペラが0.1秒差で首位発進！地元・勝田も3位の好発進、トップ8が1秒以内という大接戦！

WRC最終戦ラリージャパンが開幕！トヨタのロバンペラが初日をリードするも、2位タナックとはわずか0.1秒差。母国凱旋の勝田貴元も3位につけ、チャンピオン争いは序盤から目が離せない展開に！

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ついにこの時が来た！2025年FIA世界ラリー選手権（WRC）の王座をかけた天王山、その penultimate round である「フォーラムエイト・ラリージャパン2025」が、日本の公道でついに開幕した。すでにマニュファクチャラーズタイトルを決めているトヨタ勢のドライバーズタイトル争い、そしてM-Sportフォードの若手同士による意地の張り合いなど、見どころ満載の最終決戦。初日のシェイクダウンから最初のSS（スペシャルステージ）まで、1秒を争う緊迫の展開を振り返ろう！
【レースのハイライト解説】
トヨタ勢の三つ巴タイトル争いと、M-Sportのプライドをかけた戦い
今大会最大の注目は、なんといってもTOYOTA GAZOO Racingのドライバーズタイトル争いだ。ランキング首位のエルフィン・エバンスを、セバスチャン・オジェ、カッレ・ロバンペラの2名が追う展開。[1] 一方で、M-Sportフォードでは、わずか1ポイント差でチームメイトのグレゴワール・ミュンスターを追うジョシュ・マクリアンが「ラリー1ドライバーとして注目されるのは最高の経験」と語るなど、若手同士のプライドをかけた戦いからも目が離せない。
SS1から大接戦！トップ8がわずか1秒差！
木曜日の午後に行われた最初のステージ、鞍ケ池公園でのSS1「Kuragaike Park SSS」。シェイクダウンではエバンスがトップタイムを記録したが、本番では2022年の王者カッレ・ロバンペラが意地を見せ、2分7秒5でトップタイムをマークし、初日の総合首位に立った。[2][3]
しかし、その差はわずか。ヒョンデのオィット・タナックが0.1秒差の2位につけると、母国での活躍が期待される日本のエース、勝田貴元（TOYOTA GAZOO Racing）も0.3秒差の3位と最高のスタートを切った。[2][3] さらに驚くべきことに、8位のティエリー・ヌービルまでがトップからわずか1.0秒差という、息をのむような超接戦となっている。[3]
【公式リザルト：SS1 Kuragaike Park SSS終了時点】
順位ドライバーチームタイム
1 K. ロバンペラ TOYOTA GAZOO Racing WRT 2:07.5
2 O. タナック Hyundai Shell Mobis WRT +0.1
3 勝田貴元 TOYOTA GAZOO Racing WRT +0.3
4 S. オジェ TOYOTA GAZOO Racing WRT +0.4
5 S. パヤリ TOYOTA GAZOO Racing WRT 2 +0.5
6 A. フォルモー Hyundai Shell Mobis WRT +0.8
7 E. エバンス TOYOTA GAZOO Racing WRT +0.8
8 T. ヌービル Hyundai Shell Mobis WRT +1.0
【まとめ】
わずか2.75kmの短いステージで、トップ8台が1秒以内にひしめき合うという衝撃的な幕開けとなったラリージャパン。この結果は、明日から本格的に始まる長く、ツイスティでチャレンジングなステージでの戦いが、いかに熾烈なものになるかを予感させる。トヨタ勢のタイトル争いの行方は？そして、日本のエース勝田は母国で表彰台の頂点に立つことができるのか？一瞬たりとも見逃せない戦いが、ここから始まる！