【SUPER GT 2025最終戦】もてぎ予選で大波乱！KeePer感動のポール、王者候補ENEOSはQ1敗退の悪夢！GT300はSUBARUが異次元の速さを見せる！

2025年SUPER GT最終戦もてぎ予選で衝撃の結末！引退する石浦に捧げるKeePerが劇的ポール！一方、王者候補ENEOSがQ1で姿を消す大波乱

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これがグランドフィナーレの重圧か！2025年のSUPER GTシリーズの王者を決める最終戦「MOTEGI GT 300km RACE」。その決勝グリッドを決める予選で、誰もが予想しなかった衝撃のドラマが繰り広げられた。王者候補に襲いかかった悪夢、そして引退するレジェンドに捧げる魂のアタック。最終決戦の幕開けを告げた、激動の予選の模様をもう一度振り返ろう！
【レースのハイライト解説】
GT500クラス：天国と地獄…明暗分かれたチャンピオン候補
予選Q1、最終戦の緊張感が張り詰める中、サーキットに衝撃が走った。逆転タイトルにはポールポジションが絶対条件だったランキング2位、No.14 ENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也がまさかの単独スピン！まだ温まりきらないタイヤが悲鳴を上げたのか、王座へのプレッシャーか。この痛恨のスピンが響き、まさかの13番手でQ1敗退。チャンピオン争いから大きく後退する悪夢の結末となった。
対照的に、ランキングトップのNo.1 au TOM'S GR Supra（山下健太）は、1分35秒675という異次元のレコードタイムを叩き出しトップ通過。王者の風格を見せつけた。
そして迎えたQ2。主役となったのは、このレースがラストランとなる石浦宏明を擁するNo.38 KeePer CERUMO GR Supraだった。パートナーの大湯都史樹が、石浦に最高の花道を飾るべく渾身のアタックを披露し、見事ポールポジションを獲得！一方、No.1 au TOM'S GR Supra（坪井翔）もきっちりと2番手を確保し、チャンピオンシップを争う2台がフロントローに並ぶ劇的なグリッドとなった。
GT300クラス：SUBARU BRZ、異次元の速さでポール獲得！
GT300クラスもまた、大波乱の展開となった。Q1・A組ではNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORTが他を圧倒する速さを見せつければ、B組ではランキングトップのNo.65 LEON PYRAMID AMGがまさかのQ1敗退。
そして迎えたQ2、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝が、ライバルを1秒以上引き離す1分45秒192という驚異的なタイムを記録！まさに異次元の走りでポールポジションを獲得し、決勝での完全勝利に向けて最高のスタートを切った。
【公式予選結果】
GT500クラス TOP5
No.38 KeePer CERUMO GR Supra (石浦宏明 / 大湯都史樹) - 1:35.796
No.1 au TOM'S GR Supra (坪井翔 / 山下健太) - 1:35.943
No.23 MOTUL AUTECH Z (千代勝正 / 高星明誠) - 1:36.059
No.12 TRS IMPUL with SDG Z (平峰一貴 / B.バゲット) - 1:36.188
No.3 Niterra MOTUL Z (佐々木大樹 / 三宅淳詞) - 1:36.212
GT300クラス TOP5
No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT (井口卓人 / 山内英輝) - 1:45.192
No.5 MACHSYAKEN AIR BUSTER MC86 GO (冨林勇佑 / 木村偉織) - 1:46.263
No.52 Green Brave GR Supra GT (吉田広樹 / 野中誠太) - 1:46.379
No.56 REALIZE NISSAN MECHANIC CHALLENGE GT-R (J.P.デ・オリベイラ / 名取鉄平) - 1:46.384
No.18 UPGARAGE AMG GT3 (小林崇志 / 小出峻) - 1:46.411
【まとめ】
感動的なポールポジションと、衝撃的なQ1敗退。チャンピオンシップの行方を大きく左右する、あまりにも対照的な結果となった最終戦の予選。KeePerは有終の美を勝利で飾れるのか？au TOM'Sはこのまま王座へと突き進むのか？それとも、後方からENEOSやLEONが奇跡の大逆転劇を見せるのか？すべての答えは、明日の決勝レースで明らかになる。2025年シリーズのフィナーレを、絶対に見逃すな！