【SUPER GT 第7戦】ホンダシビック、衝撃の1-2-3独占！STANLEY CIVICが制したオートポリス3時間レース、波乱と逆転の全記録

2025年SUPER GT第7戦オートポリスは、ホンダシビック勢が表彰台を独占する歴史的レースに！大波乱の3時間レースのハイライトと衝撃の結末を徹底解説します。

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これぞ耐久レースの醍醐味！2025年SUPER GT第7戦オートポリスは、天候、戦略、そしてマシントラブルが複雑に絡み合い、最後まで勝敗の行方が分からない大激戦となりました。GT500クラスでは新型シビックが表彰台を独占する快挙、GT300クラスでは大逆転劇の末に初優勝チームが誕生。あの興奮と衝撃を、もう一度振り返りましょう！
【レースのハイライト解説】
GT500：序盤から波乱！王者候補の悪夢とスープラの躍進
レースはスタート直後から大きく動きます。ポールポジションから飛び出したNISMO勢に対し、3番手スタートの#14 ENEOS、4番手スタートの#38 KeePerが襲いかかり、1コーナーは3ワイドの超接近戦に！しかし、この混戦の中でKeePerがまさかのスピンを喫し、最後尾まで後退。チャンピオン争いにおいて痛恨の幕開けとなりました。
レース中盤、主役となったのは#37 Deloitte GR Supraの笹原右京。19周目には#14 ENEOSを、さらに25周目には#23 MOTUL Zを鮮やかなオーバーテイクで交わし、一時はトップを快走。トムス勢の強さを見せつけます。
GT500：ホンダシビック勢の逆襲とトムスの悲劇
しかし、レースは残り1時間を切ってからが本番でした。各車が最後のピットインを終えると、巧みなピット戦略で順位を上げた#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTがトップに浮上！さらに、#64 Modulo、#16 ARTAとシビック勢が続きます。
対照的に、悪夢が襲ったのはトップを争っていたトムス勢。#37 Deloitteと#1 auのマシンが共にラジエーターに芝生が詰まるトラブルでオーバーヒート。緊急ピットインを強いられ、優勝争いから脱落してしまいました。この結果、ホンダシビック勢が1-2-3体制を築き、そのままチェッカー。#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT（山本尚貴/牧野任祐）が、新型シビックのポテンシャルを証明する見事な優勝を飾りました。
GT300：ペナルティと燃費戦略が生んだ大逆転劇
GT300クラスもまた、衝撃の結末が待っていました。レース終盤までトップを快走していた#7 CARGUY FERRARIと2位の#0 VENTENY Lamborghiniが、共にドライブスルーペナルティを受ける波乱。これにより、3位を走行していた#666 seven x seven PORSCHE GT3Rがトップに立ちます。
しかしドラマは終わりません。トップに立った#7 CARGUYが、残りわずか数周でまさかの緊急ピットイン！燃料が持たず、無念のスプラッシュ・アンド・ゴー。これにより、今季から参戦の#666 seven x seven PORSCHE GT3R（ハリー・キング/藤波清斗/近藤翼）が、劇的な形でチーム初優勝を成し遂げました。
【公式レース結果】
GT500クラス
#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT
#64 Modulo CIVIC TYPE R-GT
#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
#38 KeePer CERUMO GR Supra
#19 WedsSport ADVAN GR Supra
#23 MOTUL AUTECH Z
GT300クラス
#666 seven x seven PORSCHE GT3R
#7 CARGUY FERRARI 296 GT3
#0 VENTENY Lamborghini GT3
#56 REALIZE NISSAN MECHANIC CHALLENGE GT-R
#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
#65 LEON PYRAMID AMG
【まとめ】
3時間という長丁場の中で、速さだけでは勝てない耐久レースの厳しさと面白さが凝縮されたオートポリス戦。GT500ではホンダシビック勢の完璧なレース運びが光り、GT300では最後まで諦めなかった新興チームが勝利を掴みました。シリーズもいよいよ終盤戦。今回の結果がチャンピオン争いにどう影響するのか、次戦も目が離せません！