【SUPER GT 2025最終戦】予選後の生の声！ポール獲得SUBARU山内「EJ、いいじぇ！」発言の真意とは？王者候補auとKeePerの心理戦も勃発！

SUPER GT最終戦もてぎ、予選トップ3ドライバーの独占インタビュー！SUBARU山内選手の伝説的コメントから、王座を争うauとKeePerの火花散る舌戦まで、決勝前の本音に迫る！

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激動の予選を終え、ピットレーンは静かな興奮と熱気に包まれていた。ポールポジションを獲得した者、王座に王手をかけた者、そして逆転を誓う者。マイクを向けられたトップドライバーたちの口から語られたのは、決勝への熱い意気込みと、ライバルへの本音だった。あの興奮の予選直後、彼らは何を語ったのか？その生の声をお届けする！
【GT300クラス：予選トップ3インタビュー】
3位 No.52 Green Brave GR Supra（吉田広樹／野中世那）
Q1を担当した吉田選手は「朝の練習とは違うタイヤでのアタックだったが、チームメイトの野中選手からの情報を元に、無事Q2へ繋げられて良かった」と安堵の表情。Q2で3番手をもぎ取った野中選手は「セパンでの悔しい思いがあるので、最後は優勝したい。失うものは何もないので、全てを出し切りたい」と、今季初優勝への強い決意を語った。
2位 No.5 マッハ車検エアバスター MC86 GO（冨林勇佑／木村偉織）
Q1担当の冨林選手は「自分のアタックには納得いっていないが、コースレコードホルダーの木村選手ならやってくれると信じていた」と語ると、Q2担当の木村選手は「（冨林選手の）良いアドバイスのおかげ」と返し、チームの絆の深さを見せた。最終戦に向けては「鈴鹿で逃した表彰台に乗りたい」と、二人揃ってリベンジを誓った。
ポールポジション No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT（井口卓人／山内英輝）
Q1を圧倒的な速さでトップ通過した井口選手は「練習からクルマもタイヤも全てがマッチしていた。EJ20エンジン最後の予選を気持ちよくアタックできた」と会心の走り。その完璧なバトンを受け取った山内選手は、Q2でさらに1秒以上もタイムを更新する異次元の走りを見せポールポジションを獲得。「EJが最後なので何が何でもポールが獲りたかった。決勝後、この場所で『EJ、いいじぇ！』って皆で言えるように頑張りたい」と、伝説のBOXERエンジンへの熱い思いと共に、最高のダジャレで締めくくった。
【GT500クラス：予選トップ3インタビュー】
3位 No.23 MOTUL AUTECH Z（千代勝正／高星明誠）
Q1担当の高星選手は「もっとピークを出せたはず」と悔しさを滲ませつつも、「千代選手が良いアタックをしてくれた。明日は良い位置から清々しい気持ちで来季に繋がるレースをしたい」と前を向く。Q2で3番手につけた千代選手も「ライバルに先行されたが、持てる力は出し切れた。ニスモフェスティバルが開催されない分、多くの日産ファンに最高の走りを見せたい」と力強く語った。
2位 No.1 au TOM'S GR Supra（坪井翔／山下健太）
Q1でレコードタイムを叩き出した山下選手は「クルマも良く、自分のラップもまとまった」と満足げ。一方、Q2で2番手となった坪井選手は「（山下選手のタイムが）ありがた迷惑なプレッシャーだった」と笑いつつも、「チャンピオンを獲る上で2番手は大事。勝って決めたい」と王者の風格を見せる。山下選手が「（坪井選手が）15秒くらいちぎってくれるはず」と冗談を飛ばすと、坪井選手が「いい展開で渡すよ」と返すなど、リラックスした雰囲気の中に絶対的な自信を覗かせた。
ポールポジション No.38 KeePer CERUMO GR Supra（石浦宏明／大湯都史樹）
ラストランとなる石浦選手は、Q1のアタックを振り返り「朝は手応えがなかったが、チームと大湯選手のアドバイスで最高の状態になった。このクルマならポールを獲ってくれると確信できた」とコメント。その期待に応え、見事ポールを獲得した大湯選手は「石浦選手と築き上げてきた集大成。ポールを獲れたことで、相手（au TOM'S）にもプレッシャーがかかる。明日は全力を出し切って、ポール・トゥ・ウィンを狙う」と、逆転チャンピオンへの強い意志を語った。
【まとめ】
それぞれの想いを胸に、ポールポジションという最高の形で想いを表現したドライバーたち。SUBARUのEJ20エンジン有終の美、そして石浦宏明のラストラン。感動的なドラマが期待される一方で、au TOM'Sの盤石な強さも際立った。果たして、2025年の栄冠は誰の頭上に輝くのか。決勝のスタートが待ちきれない！