【WRC衝撃ハイライト】王者オジェ、まさかのクラッシュ！セントラル・ヨーロピアン・ラリーでタイトル争いが激変した運命のデイ3

WRCセントラル・ヨーロピAN・ラリーのデイ3で王者セバスチャン・オジェがまさかのクラッシュ！タイトル争いの行方を大きく左右した波乱の1日を、興奮のハイライト動画と共に振り返ります。

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ウェットコンディションの滑りやすい路面、9度目のタイトルを目指す王者に訪れた悪夢の瞬間、そして激変するチャンピオンシップの行方――。セントラル・ヨーロピアン・ラリーのデイ3は、WRC史に残るであろうドラマに満ちていました。あの興奮と衝撃を、もう一度ここで追体験しましょう！
【レースのハイライト解説】
■王者の悪夢：セバスチャン・オジェ、ステージ10に散る
この日のレースは、誰もが予想しなかった衝撃的なシーンから大きく動き出しました。9度目のワールドチャンピオン獲得に向け、快調にマシンを飛ばしていたセバスチャン・オジェが、ステージ10でまさかのクラッシュ。ウェットな路面でコントロールを失ったマシンはコースオフし、フロント左のホイールを失うという致命的なダメージを負い、無念のリタイアとなりました。
この瞬間、タイトル争いは大きく動きます。最大のライバルであるチームメイトのエルフィン・エバンスにとって、これは千載一遇のチャンスとなりました。
■トップ争いの激化：ロバンペラの独走と熾烈な2位以下のバトル
オジェが去ったステージで、圧倒的な速さを見せつけたのがカッレ・ロバンペラでした。難しいコンディションをものともせず、後続との差を広げ、独走態勢を築き上げます。
その一方で、表彰台をかけた戦いは熾烈を極めました。オット・タナック、そしてタイトル争いの渦中にいるエルフィン・エバンス、さらに日本の勝田貴元がコンマ秒を削り合う激しいバトルを展開。特に、夜の闇を切り裂くナイトステージでは、各ドライバーの神業が光りました。
■勝田貴元、猛追！エバンスの背後に迫る
日本のファンが固唾をのんで見守ったのが、勝田貴元の走りです。特にデイ3の後半、ナイトステージでは素晴らしいペースを発揮。前を走るエバンスとの差を着実に詰め、一時は13.6秒差にまで肉薄！最終日に向け、表彰台を十分に狙える位置でこの波乱の1日を終えました。
【公式レース結果】
こちらが、波乱のデイ3（ステージ14/18）を終えた時点での総合順位です。
カッle・ロバンペラ (トヨタ)
オット・タナック (ヒョンデ) +36.3
エルフィン・エバンス (トヨタ) +44.7
勝田貴元 (トヨタ) +58.3
アドリアン・フォルモー (Mスポーツ・フォード) +1:37.8
サミ・パヤリ (トヨタ) +1:59.0
ティエリー・ヌービル (ヒョンデ) +2:30.9
ジョシュ・マクリーン (Mスポーツ・フォード) +4:39.3
オリバー・ソルベルグ (シュコダ) +6:32.5
ヨアン・ロッセル (シトロエン) +7:49.6
【まとめ】
王者オジェの衝撃的なリタイアにより、チャンピオンシップはエルフィン・エバンスが大きくリードする形で最終日を迎えることになりました。しかし、ラリーは何が起こるか分かりません。
トップを独走するロバンペラは、最終日の「スーパーサンデー」で最大ポイントを獲得し、エバンスのタイトル獲得をアシストできるのか？そして、タナック、エバンス、勝田による熾烈な2位争いの結末は？最後まで目の離せない戦いが続きます。次戦も、この興奮を共に味わいましょう！