軽くにじむ程度なら何もしない方がよいです。
場所によっては増し締め程度で解消するところもありますし、滲みは決して故障ではありません。
カワサキを除く国産車の精度が非常に高いので、国産に慣れている方はオイル滲みを気にされる傾向がありますが、外車の場合は新車でもオイル滲みはちょくちょくあります。
滲みが少ない場合は、せっかく漏れ止め剤を使っても効果が感じられない場合があります。
なので、継ぎ目がオイル汚れで真っ黒になったり、滴るほど滲んできたら対策を考えた方がよいです。
その場合の漏れ止め剤ですが、漏れている箇所(パッキンの材質)によって異なります。
ゴムパッキンからの漏れならミッションパワーシールドが良いです(効果大)。
もともと4輪のパワステやオートマフルードの漏れ止めですが、バイクにも使えます。
原理は経年で硬化したゴムや樹脂パーツを軟化&膨張させてオイル漏れを抑えます(メタルガスケットには使えません)。
一度使うと数年は持ちますが、再度漏れが発生した場合はガスケット/パッキンの交換が必要になります。
上記以外の漏れの場合、ワコーズのエンジンパワーシルドはおすすめです。
ただ、効果はそれほど高くなく、滴るようなオイル漏れが滲みに変わる程度です。
因みにパワーシールドはバイクと言うよりはクルマ用なので、バイクなら1本で2回程度使用できます。