【F1 2025】ノリスがサンパウロを完全制覇！フェルスタッペン、ピットレーンから驚異の3位表彰台！【サンパウロGP決勝ハイライト】

ランド・ノリスがポール・トゥ・ウィンでブラジルを制圧！しかし、真の主役は予選での悪夢を乗り越え、ピットレーンから表彰台に駆け上がったマックス・フェルスタッペンだった！波乱と興奮のレースを振り返る。

再生されない場合は、リンク先で再生してください🙇‍♂️

これぞF1！予測不能なドラマが凝縮された2025年F1サンパウロ・グランプリは、モータースポーツ史に残るであろう伝説的な一戦となりました。ポールポジションから完璧なレースを支配したランド・ノリスの週末完全制覇。そして、予選での悪夢から這い上がり、ピットレーンスタートという絶望的な状況から表彰台をもぎ取ったマックス・フェルスタッペンの驚異的な追い上げ。インテルラゴスで繰り広げられた興奮の瞬間を、もう一度味わい尽くしましょう！
【レースのハイライト解説】
予選から大波乱！王者フェルスタッペン、まさかのQ1敗退
週末の波乱は、土曜日の予選から始まっていました。なんと、現役最強の呼び声高いマックス・フェルスタッペンがQ1でスピンを喫し、まさかの16番手で敗退。さらにQ2ではルイス・ハミルトンも脱落するという衝撃の展開に。この大荒れの予選を制したのはマクラーレンのランド・ノリス。メルセデスの超新星キミ・アントネッリが2番手に続き、フロントローを確保しました。
スタート直後の大混乱とセーフティカー
決勝スタート！ポールシッターのノリスが順当にトップをキープする一方、2番手のアントネッリは出遅れてしまいます。その後方では、母国グランプリとなったガブリエル・ボルトレートがランス・ストロールとの接触でバリアにクラッシュ！いきなりのセーフティカー導入となり、レースは序盤から荒れた展開に。この混乱の中でハミルトンや角田裕毅も接触に見舞われ、波乱の幕開けとなりました。
悪夢のリスタート！トップ勢が絡む多重接触
レース再開の6周目、信じられない光景が広がります。2番手を争っていたオスカー・ピアストリが1コーナーでアントネッリのインに飛び込むと、両者が接触！弾かれたアントネッリのマシンがシャルル・ルクレールのマシンにヒットし、ルクレールは無念のパンクチャー。トップグループが一瞬にして崩壊する、まさに悪夢のリスタートとなりました。
王者の猛追劇！フェルスタッペン、ピットレーンからの逆襲
予選の不運とパンクチャーによりピットレーンからスタートしたフェルスタッペン。しかし、ここからが王者の真骨頂でした。セーフティカーやVSC（バーチャルセーフティカー）のタイミングも味方につけ、1台また1台と驚異的なペースでオーバーテイクを連発。レース終盤の63周目には、ついにジョージ・ラッセルを捉え、表彰台圏内の3位に浮上！ピットレーンから表彰台へという、まさに神業としか言いようのないドライブを見せつけました。
ノリス、完璧な週末を勝利で飾る
後方での大混乱をものともせず、ランド・ノリスはレースを完璧に支配。スプリント予選ポール、スプリントレース優勝、そしてグランプリのポールポジションと優勝という「グランドスラム」級の活躍で、週末を締めくくりました。最終ラップ、背後に迫るアントネッリとフェルスタッペンを抑えきり、歓喜のチェッカー。チャンピオンシップリーダーの貫禄を見せつけました。
【2025年 F1 サンパウロGP 公式レース結果】
ランド・ノリス (マクラーレン)
キミ・アントネッリ (メルセデス)
マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
ジョージ・ラッセル (メルセデス)
オスカー・ピアストリ (マクラーレン)
オリバー・ベアマン (ハース)
リアム・ローソン (レーシングブルズ)
アイザック・ハジャル (レーシングブルズ)
ニコ・ヒュルケンベルグ (キック・ザウバー)
ピエール・ガスリー (アルピーヌ)
ファステストラップ: アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ)
【まとめ】
ランド・ノリスの完璧な勝利、そしてマックス・フェルスタッペンの伝説的な追い上げ。二人のチャンピオン候補が、それぞれの形で強さを見せつけたサンパウロGPでした。また、メルセデスの新人キミ・アントネッリが2位表彰台を獲得し、F1界に新たなスターが誕生したことを強烈に印象付けました。
チャンピオンシップ争いはさらに激化！次戦、この興奮はどこへ向かうのか？一瞬たりとも目が離せない戦いが続きます！