WRC2ラリージャパン速報：カションが圧巻の速さで初日首位！母国ラリーで山本裕輝が魅せるも、グリーンスミスは無念のリタイア

WRC2ラリージャパン2025が開幕！スペインのアレハンドロ・カションが初日をリード。母国凱旋の山本裕輝が魅せる一方、ガス・グリーンスミスはマシントラブルでリタイアする波乱の展開に。

再生されない場合は、リンク先で再生してください🙇‍♂️

紅葉が彩る日本の美しいワインディングロードを舞台に、世界ラリー選手権（WRC）のサポートカテゴリー「WRC2」の熱い戦いが始まりました。高速かつ滑りやすいテクニカルなアスファルトステージは、一瞬のミスも許されない過酷な挑戦。そんな中、スペインの新星アレハンドロ・カションが驚異的なスピードでライバルを圧倒し、初日のトップに立ちました。興奮と波乱に満ちたWRC2ラリージャパンの初日を、ハイライト動画と共にお届けします！
【レースのハイライト解説】
カションが支配した初日
この日の主役は、トヨタGRヤリス・ラリー2を駆るアレハンドロ・カションでした。ほとんどのステージでトップタイムを記録する圧倒的なパフォーマンスを見せ、2位のニコライ・グリヤジンに12.1秒の差をつけて初日を終えました。[1] カションは午後のステージでも3つのステージをすべて制し、その速さと安定性を見せつけました。
母国ラリーでの奮闘とアクシデント
日本のファンが注目する中、山本裕輝も素晴らしい走りを見せました。特に、ラリージャパン名物の伊勢神トンネルでは、マシンが跳ねる難しいセクションを果敢に攻め、あわやというシーンもありましたが、見事なマシンコントロールで切り抜けました。しかし、その後のステージではコースアウトする場面もあり、日本の道の厳しさを改めて感じさせる展開となりました。
一方、WRC2チャレンジャークラスのタイトルを争うガス・グリーンスミスにとっては悪夢のような一日に。序盤からブレーキトラブルに悩まされ、残念ながらデイリタイアとなってしまいました。[1]
表彰台を狙う熾烈な戦い
首位カションを追うのは、ニコライ・グリヤジンとヤン・ソランス。グリヤジンは2位につけるも、「ベストを尽くしているが、これが現状だ」と語り、マシンのアンダーステアに苦しんでいる様子でした。[1] 3位のソランスも虎視眈々と上位を狙っており、明日以降のステージでこの3人による激しいトップ争いが期待されます。
【公式レース結果（Day1終了時点 WRC2クラス）】
順位ドライバー / コ・ドライバーチームタイム
1 A.カション / B.ロサダ - 1:15:33.7
2 N.グリヤジン / K.アレクサンドロフ - +12.1s
3 J.ソランス / R.サンフアン - +23.8s
4 G.グリーンスミス / J.アンダーソンシュコダ +44.2s
5 新井大輝 / 立久井和子 - +1:36.8
6 山本裕輝 / J.フルトン - +1:36.9
7 H.コヴァライネン / S.キタガワ - +1:48.9
8 D.ドミンゲス / R.ペニャーテ - +2:18.8
9 勝田範彦 / Y.ヤスイ - +3:25.4
10 鎌田卓麻 / 松本優一シュコダ +4:35.3
【まとめ】
日本の美しい景色とは裏腹に、ドライバーにとっては非常に過酷な戦いとなったWRC2ラリージャパンの初日。頭一つ抜け出したカションを、誰が止めるのか。そして、母国で奮闘する日本人ドライバーたちの活躍にも期待が高まります。まだまだ何が起こるかわからない日本の道で、明日も続く激闘から目が離せません！