足回りベアリングなどのほか、10年を過ぎるとゴム、樹脂関係の部品の多くが交換時期になってきます。
購入と同時には難しいでしょうが早めに交換されることでトラブル防止になりますし、足回りなどは一通り交換されることで走りもしっかりしますので、計画的に交換されれば愛着も増すのではないでしょうか。
エンジンの内部はさておき、10年100,000キロですとタイミングベルトが要交換です。
水平対抗のため、カムが左右に分かれており直列エンジンに比べ大事のためそのままの車もあるようです。
切れても普通はエンストですが、高負荷時とかでエンジンに大きなダメージとなる可能性は否定できません。
タイミングベルトを外さないと出来ないウォーターポンプやガイド類の交換を併せるのが定番です。
サーモスタットや付近の冷却水ゴムパイプも交換してしまうと安心です。
エンジンからみでスバル病といわれる右バンクシリンダーヘッドのカムカバーパッキンが、排気の集合する真上にあり熱劣化、オイル漏れ、排気管に垂れて煙もうもう、と言うのがありますので、これもメニューにいれておきましょう。
ラジエターもクーラントの管理が悪いと防食機能が切れ、錆びていることがありますのでお掃除と併せてホースを交換です。
ホースを外せばラジエターがとれるので、固定しているゴムブッシュを交換すると一石二鳥ですね。
水の入ったラジエターは重いのでつぶれてがたがたになっています。
水平対抗は振動を感じにくいですが、エンジン、ミッションのマウントを交換するとダイレクトに加速する「感じ」がしますし、MTならリンクが落ち着くのでシフトもしっかりしますね。
足回りはショックが目立ちますが、あわせてブッシュ類を交換すれば走りもしゃんとします。
分解ついでにハブベアリング(車軸を支えるベアリング)も交換です。
ブレーキシリンダのOH、マスター側のOH、クラッチとまあ書いてゆくと切りが有りませんが、チューンナップする前にしっかりOHすることで車の性能は生きてきます。
純正で「走り」についてはかなり贅沢なものがついていますからなおさらですね。
スバルディーラーは古い車でも丁寧に対応してくれるイメージがありますし、町工場へ直接持ち込み、純正同等品の使用など相談してゆけばなじみにもなり安くもなります。
基本、車が好きで仕事をされている方が多い職業ですから、ちゃんと接すればチャンと対応してくれる方がたくさんいます。
書きなぐってしまいましたが、質問者様が長く大切にされる一助になれば幸いです。