【MotoGP 2025 最終戦】ベッツェッキがレコード更新でポール！A.マルケスがスプリント連勝！バレンシアGP土曜速報

2025年MotoGP最終戦バレンシアGPの予選とスプリントはドラマの連続！マルコ・ベッツェッキが新記録でポールを獲得し、スプリントレースではアレックス・マルケスが優勝。激動のレースを振り返ります。

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2025年のMotoGPシーズンもいよいよクライマックス！最終戦バレンシアGPの土曜日は、予選からスプリントレースまで、息つく暇もないほどのドラマと興奮に満ち溢れていました。新記録が樹立された予選、そしてスタート直後から波乱が続出したスプリントレース。シーズンの最後を飾るにふさわしい激闘のハイライトを、興奮冷めやらぬうちにお届けします！
【レースのハイライト解説】
予選Q2：ベッツェッキが驚異のレコードラップでポール獲得！
予選Q2は、まさにタイムアタック合戦となりました。セッション終盤、各ライダーが次々と自己ベストを更新する中、圧巻の走りを見せたのがアプリリアのマルコ・ベッツェッキでした。すべてを完璧にまとめ上げたアタックで、1:28.809という新たなオールタイム・ラップレコードを樹立！見事、最終戦のポールポジションを獲得しました。2番手にはアレックス・マルケス、3番手にはファビオ・クアルタラロが入り、フロントローが確定しました。
スプリントレース：スタート直後から大波乱！
13周のスプリントレースは、スタート直後から衝撃の展開に。5番手スタートのペドロ・アコスタが好ダッシュを見せる一方、ターン2で悪夢が発生。なんと、レプソル・ホンダのジョアン・ミルと、来季からチームメイトとなるルカ・マリーニが同士討ちでクラッシュ！ファクトリーホンダの2台が早々にレースを終えるという波乱の幕開けとなりました。
止まらない男、アレックス・マルケスが圧巻の走りでスプリント連勝！
この混乱を抜け出し、レースの主導権を握ったのはグレシーニ・レーシングのアレックス・マルケスでした。一度トップに立つと、安定したペースで後続とのギャップを築き、そのまま独走。危なげない走りでトップチェッカーを受け、前戦に続くスプリント2連勝を飾りました。
激闘の表彰台争いとトップライダーたちの苦悩
2位には、スタートでの出遅れを挽回したペドロ・アコスタが入りました。そして、表彰台の最後の1席を巡る争いは、ファビオ・ディ・ジャンナントニオとラウル・フェルナンデスの間で激しいバトルが繰り広げられ、ディ・ジャンナントニオが制しました。一方、ホルヘ・マルティンはコースアウトで大きく順位を落とし、ジャック・ミラーは接触によりペナルティを受けるなど、多くのトップライダーが苦戦を強いられるレースとなりました。
【公式レース結果】
スプリントレース (トップ10)
アレックス・マルケス (グレシーニ・レーシング)
ペドロ・アコスタ (KTM)
ファビオ・ディ・ジャンナントニオ (VR46)
ラウル・フェルナンデス (トラックハウス・レーシング)
マルコ・ベッツェッキ (アプリリア)
フランコ・モルビデリ (VR46)
ファビオ・クアルタラロ (ヤマハ)
ブラッド・ビンダー (KTM)
小椋藍 (トラックハウス・レーシング)
ヨハン・ザルコ (LCR)
予選Q2 (トップ12)
マルコ・ベッツェッキ (アプリリア) - 1:28.809
アレックス・マルケス (グレシーニ・レーシング)
フランコ・モルビデリ (VR46)
ファビオ・クアルタラロ (ヤマハ)
ペドロ・アコスタ (KTM)
ラウル・フェルナンデス (トラックハウス・レーシング)
ファビオ・ディ・ジャンナントニオ (VR46)
小椋藍 (トラックハウス・レーシング)
ジョアン・ミル (ホンダ)
ブラッド・ビンダー (KTM)
ヨハン・ザルコ (LCR)
アレイシ・エスパルガロ (アプリリア)
【まとめ】
スプリントレースを制したアレックス・マルケス、そしてレコードタイムでポールを獲得したマルコ・ベッツェッキ。土曜日はサテライトチームのライダーたちが主役となりました。しかし、決勝レースは何が起こるかわかりません。2025年シーズン、最後の栄冠は誰の手に渡るのか。日曜日の決勝レースから目が離せません！