まあNASCARになりますが、特定のチームだけの独走を許さない!これに尽きます。
もちろん強チーム、弱チームはありますが、優勝者が10人以上も出るなんてF1の世界では考えられないですね。
例えば特定ドライバーが独走するとほんの僅かなデブリがあっただけでフルコースイエローになって間隔が詰まってしまいます。
このイエローコーション中のピット作戦が明暗を分けたりします。
4タイヤで行くのか2タイヤで行くのか、終盤ならタイヤ交換があるのかスプラッシュ・アンド・ゴーで行くのか・・・ 予選の順位もF1みたいに上位にいないと優勝は絶望的ではなく、最後尾でも優勝できるチャンスがあることですね。
強いドライバーがクラッシュやピットのミスで周回遅れになってもラッキー・ドッグ・パスによって同一周回に戻れたりもする。
イエローコーションは出る時はすさまじいくらいに出るから諦めずに走っていれば必ずチャンスがやって来るのもいいですね。
箱車なんでぶつけるなんて当たり前、レースが終われば前も後ろも横も凹みだらけ、側面にはタイヤでこすったドーナツマークも当たり前、レースのたびにほぼ毎回発生するクラッシュもNASCARならでは・・・複数台が巻き込まれるビッグワンもあるから観客はそれも楽しみにしています。
ヒイキのドライバーだけは巻き込まれないようにと・・・これも安全性が高いからで、ひっくり返ったマシンから何事も無かったかのようにドライバーが這い出してくれば観客は大歓声です。
あとアメリカならではですが、ドライバーやチーム関係者の喧嘩がよくあります。
特に今年は終盤のチェイスのシステム変更のためにチェイスに入ってから喧嘩が相次ぎました。
通常ならクラッシュさせられたドライバーがきっかけになったドライバーにヘルメットやグローブを投げ付けたりですが・・・