【MotoGP】残り0秒の奇跡！クアルタラロがコースレコードでポール！オーストラリアGP予選で劇的ドラマ

MotoGPオーストラリアGPの予選は、最終盤までトップが入れ替わる大混戦！チェッカーフラッグ後、ファビオ・クアルタラロが驚異のコースレコードを叩き出し、劇的なポールポジションを獲得した。

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これぞ世界最高峰の戦いだ！MotoGPオーストラリアGPの予選Q2は、1秒先すら予測不可能な、まさに息をのむ展開となった。セッション終了のチェッカーフラッグが振られた後、誰もが終わったと思ったその瞬間、ファビオ・クアルタラロがフィリップアイランドの歴史を塗り替える走りでポールポジションを奪取。転倒者続出の大荒れのセッションで、最後に笑ったのは誰だったのか？あの興奮をもう一度振り返ろう！
【レースのハイライト解説】
転倒者続出！サバイバルと化したQ2
予選Q2は序盤から波乱の展開。アレックス・マルケスがターン1で高速クラッシュを喫し、グラベルに散る。幸いライダーに大きな怪我はなかったが、この転倒がセッションの荒れた展開を象徴していた。各ライダーが限界ギリギリのアタックを続ける中、トップタイムは目まぐるしく入れ替わっていく。
最終盤のタイムアタック合戦！主役はベッツェッキか？
セッション終盤、まず速さを見せたのはマルコ・ベッツェッキだった。1分26秒台に入れる圧巻の走りで暫定ポールに立つ。ルーキーのペドロ・アコスタもこれに続き2番手へ。さらに、母国GPで気合の入るジャック・ミラーも3番手に食い込み、フロントロウをうかがう。
残り0秒の逆転劇！クアルタラロがコースレコードを更新
全車が最後のアタックを終え、ベッツェッキのポールポジションが確実かと思われた、まさにその瞬間だった。チェッカーフラッグを受けた後もアタックを続けていたファビオ・クアルタラロが、コントロールラインを通過。モニターに表示されたタイムは1分26秒465！ベッツェッキのタイムをわずか0.031秒上回り、フィリップアイランドのオールタイムラップレコードを更新しての大逆転ポールポジション！この劇的な結末に、ヤマハのピットは歓喜に沸いた。
【公式レース結果】
MotoGP オーストラリアGP 予選Q2結果 (トップ6)
ファビオ・クアルタラロ (ヤマハ) - 1:26.465
マルコ・ベッツェッキ (ドゥカティ)
ジャック・ミラー (KTM)
ペドロ・アコスタ (KTM)
ホルヘ・マルティン (ドゥカティ)
ラウル・フェルナンデス (アプリリア)
【まとめ】
予選Q1から這い上がり、最後の最後にすべてをひっくり返したファビオ・クアルタラロ。その走りは、2021年の世界チャンピオンが見せた執念と、まさに「スペシャル」な才能の証明だった。一方、タイトルを争うフランチェスコ・バニャイアは11番手に沈み、決勝は後方からの追い上げを強いられる。フロントロウにはヤマハ、ドゥカティ、KTMが並び、メーカーの威信をかけた戦いも必至だ。この劇的な予選を超える熱戦が、決勝で待っていることは間違いない！