【雨中の激闘】SUPER GT 2025 オートポリス予選！Niterra MOTUL Zがポール！日産Zがフロント独占！

2025年SUPER GT第7戦オートポリスGT500クラス予選のハイライトをお届け！雨が激しさを増すサバイバルコンディションの中、圧巻の走りを見せた日産Z勢がフロントロウを独占した。

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雨雲が立ち込めるオートポリスで、SUPER GT 2025年シーズン第7戦の火蓋が切られた。ウェットコンディションは波乱を呼び、GT500クラスの予選は各チームの戦略とドライバーの腕が試される、まさに手に汗握る展開となった。あの興奮をもう一度振り返ろう！
【レースのハイライト解説】
Q1：降り始めた雨、明暗を分けたタイヤ戦略
予選Q1が始まると、路面はまだドライ。しかし、セッションが進むにつれて雨が降り始め、各チームは難しい判断を迫られる。そんな中、いち早くタイムを出しに行ったチームが上位を占める展開に。No.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTの大津弘樹が1分33秒581のトップタイムを叩き出すと、各車もそれに続く。
しかし、セッション終盤には雨足が強まり、タイム更新は絶望的に。このコンディションの変化が、Q1突破の明暗を大きく分けた。
Q2：豪雨のサバイバル！日産Zが魅せた圧巻の走り
Q2は、さらに雨が激しくなるヘビーウェットコンディション。視界も悪い中、まさにサバイバルレースの様相を呈した。各車が慎重に周回を重ねる中、圧巻の走りを見せたのが日産Z勢だった。
まずNo.23 MOTUL AUTECH Zの千代勝正が、他を圧倒する1分39秒845でトップに立つ。このままポールが決まるかと思われた最終盤、それを上回ったのが僚友のNo.3 Niterra MOTUL Zを駆る佐々木大樹だった。佐々木は渾身のアタックで1分39秒460をマークし、見事ポールポジションを獲得。[1][2] 23号車も2番手につけ、日産NISMO勢が雨のオートポリスでフロントロウを独占する結果となった。[1][2]
【公式レース結果】
SUPER GT 2025 第7戦オートポリス GT500クラス予選結果 (トップ10)
No.3 Niterra MOTUL Z (1:39.460)
No.23 MOTUL AUTECH Z (1:39.845)
No.14 ENEOS X PRIME GR Supra (1:39.853)
No.38 KeePer CERUMO GR Supra (1:40.431)
No.12 TRS IMPUL with SDG Z (1:40.642)
No.37 Deloitte TOM'S GR Supra (1:41.579)
No.1 au TOM'S GR Supra (1:42.158)
No.64 Modulo CIVIC TYPE R-GT (1:43.961)
No.24 REALIZE CORPORATION ADVAN Z (1:44.048)
No.19 WedsSport ADVAN GR Supra (1:44.518)
【まとめ】
雨という難しいコンディションの中で、日産Z勢の強さが際立ったオートポリス予選。ポールポジションを獲得した佐々木大樹は、マシンを降りると感極まった表情を見せ、この1勝にかける想いを滲ませた。決勝レースも天候が鍵を握ることは間違いない。フロントロウからスタートする日産Z勢が逃げ切るのか、それともライバルたちが雨中のバトルを制するのか。決勝のスタートから目が離せない！