【予選後インタビュー】SUPER GTオートポリス、ポール獲得の裏側！トップ3ドライバーが語る激闘の真実

雨に翻弄されたSUPER GT第7戦オートポリスの予選直後、両クラスのトップ3ドライバーを直撃。ポールポジションを獲得したドライバーの涙の理由、そして決勝への戦略とは？

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雨が降っては止み、路面コンディションが目まぐるしく変わる…まさにサバイバルゲームとなったSUPER GT第7戦オートポリスの公式予選。そんな大荒れのセッションを制し、トップ3に輝いたドライバーたちの、興奮冷めやらぬインタビューをお届けします。「あの時、何を考えていたのか？」彼らの生の声から、激闘の裏側を追体験しよう！
【GT500：雨中の覇者たちの声】
ポールポジション：No.3 Niterra MOTUL Z「チーム全員の力で掴んだポール」
見事ポールポジションを獲得したNo.3 Niterra MOTUL Zの佐々木大樹選手。マシンを降りると感極まった表情を見せ、その目には涙が。彼は「自分がトップだと知らなかった。チームが『もっと行け』と無線で言うから、まだ足りないのかと思っていた」と、驚きの事実を告白。シーズン序盤から苦しんできたチームが、コンセプトを変えてまで開発を続けた努力が実を結んだことへの感謝を語り、このポールがチーム全員で掴んだものであることを強調しました。
予選2位：No.23 MOTUL AUTECH Z「明日は勝ちたい」
僚友の千代勝正選手は、NISMO勢のフロントロウ独占という結果に「チームとして素晴らしい結果」と満足感を見せつつも、「負けたのは同じ屋根の下の3号車。明日は勝ちたい」と闘志を燃やします。
予選3位：No.14 ENEOS X PRIME GR Supra「チャンピオンシップのために重要」
雨が強まる難しいQ2を戦った福住仁嶺選手は、「最後までタイヤ選択に悩んだ」と厳しい状況を振り返りました。その中で掴んだ3位という結果に、「チャンピオンシップを考えると、ライバルの前で終えられたのは大きい」と、最終戦を見据えた冷静なコメントを残しました。
【GT300：戦略と神業が光った男たち】
ポールポジション：No.7 CARGUY FERRARI 296 GT3「最高の仕事をした」
Q1をトップ通過したザク・オサリバン選手からバトンを受け、Q2で劇的な逆転ポールを決めた小林利徠斗選手。無線でポールポジションを告げられても「はい、分かりました」と冷静だったことについて聞かれると、「嬉しい気持ちはあったが、まだ仕事が残っていると思った」とコメント。10代コンビが見せた落ち着きとプロフェッショナリズムに、チームオーナーの澤圭太選手も「心配していない」と絶大な信頼を寄せました。
予選2位：No.0 VENTENY Lamborghini GT3「プレッシャーだった」
Q1でトップタイムを叩き出した本島修司選手に対し、Q2を担当したベテランの小暮卓史選手は「すごくプレッシャーだった」と本音をポロリ。しかし、マシンのポテンシャルを信じ、見事2番グリッドを獲得しました。
予選3位：No.2 HYPER WATER INGING GR86 GT「僕はギャンブラーなので」
乾きゆく路面の中、スリックタイヤへの交換という賭けに出たNo.2号車。Q2を担当した堤優威選手は「僕はギャンブラーなので」と笑顔を見せ、その大胆な戦略が3位という結果に繋がったことを語りました。
【まとめ】
ウェット、ドライ、そしてまたウェットへ。刻一刻と変わるコンディションは、ドライバーとチームの総合力を試す最高の舞台となりました。予選で見せた速さと戦略が、3時間という長い決勝レースでどう花開くのか。ポールシッターたちの熱い戦いから目が離せません！