【WRCラリージャパン Day3】エバンスとオジェの激闘！勝田貴元は無念のアクシデント…波乱のデイ3を振り返る

WRCラリージャパンのデイ3は、エバンスとオジェによる秒差の首位争いが激化！一方、地元の期待を背負う勝田貴元がまさかのアクシデントに見舞われ、涙をのんだ。

再生されない場合は、リンク先で再生してください🙇‍♂️

日本の美しい紅葉の中を駆け抜けるWRCマシンたち。しかし、その美しい風景とは裏腹に、WRCラリージャパンのデイ3はトップ争いがさらに熾烈を極める、息をのむ一日となりました。TOYOTA GAZOO Racingのチームメイト、エルフィン・エバンスとセバスチャン・オジェが互いに一歩も譲らない壮絶なタイム争いを繰り広げる一方、母国ラリーで表彰台を目指す勝田貴元に悲劇が襲いかかります。あの興奮と涙の瞬間を、もう一度振り返りましょう！
【レースのハイライト解説】
エバンス vs オジェ、一進一退の首位攻防戦！
デイ3の午前中、首位を走るエルフィン・エバンスは「トリッキーで難しいステージだったが、すべて順調だ」と語り、安定した走りでリードを保ちます。しかし、ラリーの神様セバスチャン・オジェが黙ってはいません。午後のステージでは「リスクを最小限に抑えつつも、十分な走りはできなかった」と語りながらも、じりじりとその差を詰めていきます。
最終的に、エバンスはオジェのアドバンテージを少し広げたものの、その差はわずか数秒。明日の最終日に向けて、どちらが勝ってもおかしくない緊迫した状況が続いています。
勝田貴元、まさかのアクシデントでデイリタイア
日本のファンからの大声援を受け、快走を続けていた勝田貴元。しかし、SS15の狭いコーナーで悪夢が訪れます。オーバースピードでコーナーに進入した勝田は、止まりきれずにウォーターバリアにヒット。ラジエーターとパワーステアリングシステムを破損し、無念のリタイアとなりました。
「チームと日本のファンに本当に申し訳ない」と涙ながらに語る勝田の姿に、多くのファンが胸を痛めました。この悔しさをバネに、明日の再出走で力強い走りを見せてくれることを期待しましょう。
ロバンペラ、難しいコンディションと最終日への展望を語る
カッレ・ロバンペラは「まずまずの一日だった」と振り返りつつも、明日の最終日に向けて気を引き締めます。「明日は雨が降る予報で、ウェットコンディションでの経験が少ない今年のタイヤでは、すべてがトリッキーになるだろう」と語り、サンデーポイントをかけた最後の戦いへの意気込みを見せました。
【公式レース結果（デイ3終了時点総合順位）】
S. オジェ (2:32:55.0)
E. エバンス (+6.5)
S. パヤリ (+45.4)
K. ロバンペラ (+1:02.7)
勝田貴元 (TBC)
【まとめ】
トップ2の差はわずか6.5秒。エバンスとオジェの頂上決戦は、まさに最終日の最終ステージまで目が離せない展開となりました。勝田貴元のアクシデントは非常に残念でしたが、彼の挑戦はまだ終わっていません。
天気予報では最終日に雨の可能性も示唆されており、ただでさえ難しい日本のターマック（舗装路）はさらに予測不可能なコンディションとなるでしょう。果たして、2025年のラリージャパンを制するのは誰なのか？最後の瞬間まで、この熱い戦いを見届けましょう！