F1サンパウロGP FP1速報：ノリスが最速！角田裕毅がクラッシュ、大波乱の幕開け

F1サンパウロGPのスプリントウィークエンドが開幕。マクラーレンのノリスがFP1でトップタイムを記録し、ピアストリが続く。角田裕毅はクラッシュを喫し、波乱のセッションとなった。

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情熱的なファンと予測不能な天候で知られる、伝統のインテルラゴス・サーキット。2025年F1シーズンのスプリントウィークエンド第5戦、サンパウロGPが波乱の幕開けとなりました。わずか1時間の練習走行では、各所で激しい火花が散り、特に角田裕毅のクラッシュはファンに衝撃を与えました。マクラーレン勢の速さが際立ったFP1の模様を、興奮のハイライトと共にお届けします！
【レースのハイライト解説】
角田裕毅、まさかのクラッシュ！
セッション序盤、ファンが固唾をのむ瞬間が訪れました。日本の角田裕毅がターン4の出口で縁石に乗り上げた際にコントロールを失い、スピン。そのままバリアに衝突してしまいました。このクラッシュにより、フロントウイングとリアサスペンションにダメージを負い、貴重な走行時間を失う痛い結果となりました。スプリントウィークエンドでは練習走行が1回しかないため、このアクシデントは予選とレースに大きな影響を与える可能性があります。
マクラーレンが1-2！ノリスがピアストリを上回る
セッションの主役となったのはマクラーレン勢でした。現ドライバーズチャンピオンシップリーダーのランド・ノリスが、セッション終了間際に1:09.975のトップタイムを記録。チームメイトのオスカー・ピアストリをわずか0.023秒差で上回り、その速さを見せつけました。

若手ドライバーと特別ヘルメット
今回のFP1には、多くの若手ドライバーが出走しました。アイザック・ハジャル、キミ・アントネッリ、そして母国ブラジル出身のガブリエル・ボルトレットです。ボルトレットは、伝説のドライバー、アイルトン・セナにインスパイアされた特別デザインのヘルメットで走行し、地元のファンを沸かせました。
ルイス・ハミルトンもまた、セナへのトリビュートヘルメットを使用。さらに、エステバン・オコンはファンによってデザインが選ばれたヘルメットで登場し、注目を集めました。
2026年のシートが続々決定
ウィリアムズから出走したフランコ・コラピントが、来シーズンからアルピーヌのセカンドドライバーになることが発表されました。これにより、2026年の空きシートはレッドブルに1つ、レーシング・ブルズに2つとなりました。
【公式レース結果（フリー走行1回目）】
順位ドライバーチームタイム
1 ランド・ノリスマクラーレン 1:09.975
2 オスカー・ピアストリマクラーレン +0.023s
3 ニコ・ヒュルケンベルグザウバー +0.619s
4 フェルナンド・アロンソアストンマーティン +0.631s
5 ガブリエル・ボルトレットザウバー +0.641s
6 ジョージ・ラッセルメルセデス +0.670s
7 ピエール・ガスリーアルピーヌ +0.706s
8 カルロス・サインツウィリアムズ +0.711s
9 アイザック・ハジャルレーシング・ブルズ +0.732s
10 アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス +0.769s
...
20 角田裕毅レッドブル +1.788s

【まとめ】
わずか1時間のセッションに、クラッシュ、トラフィック問題、そして来季のシート発表と、多くのドラマが凝縮されたサンパウロGPのFP1。特に角田裕毅にとっては厳しいスタートとなりましたが、ここからの巻き返しに期待がかかります。一方、絶好調のマクラーレン勢がこのまま週末を支配するのか、それとも他のチームが待ったをかけるのか。この後のスプリント予選からも目が離せません！