WRCラリージャパン2025 Day2速報！王者オジェに対し、勝田貴元が僅か0.9秒差で猛追！ロバンペラは悪夢のアクシデントで後退

WRCラリージャパン2025 Day2の激闘を速報！首位オジェを地元ヒーロー勝田貴元が0.9秒差で追う大接戦。王者ロバンペラは痛恨のクラッシュで大きく順位を落とす波乱の展開に。

再生されない場合は、リンク先で再生してください🙇‍♂️

日本の美しい紅葉が彩る難関ターマック（舗装路）で、世界最高峰のラリードライバーたちが火花を散らす「WRCラリージャパン2025」。スリリングな展開となったDay2は、まさに息をのむような超接戦となりました。王者セバスチャン・オジェ、地元の大声援を受ける勝田貴元、そしてエルフィン・エバンスによる三つ巴の戦い、そして現役チャンピオン、カッレ・ロバンペラを襲ったまさかのアクシデント。あの興奮と緊張を、ハイライトと共に振り返りましょう！
【レースのハイライト解説】
王者オジェ vs 地元勝田！0.9秒差の頂上決戦
Day2の主役は、間違いなくこの2人でした。巧みなマシンコントロールで首位に立つセバスチャン・オジェに対し、日本のエース勝田貴元が驚異的な走りで猛追。トリッキーな林道や滑りやすい路面を物ともせず、一進一退の攻防を繰り広げました。
インタビューでオジェが「1秒なんて無いに等しい。タカ（勝田）もすぐ後ろにいる」と語る通り、その差はなんと僅か0.9秒。勝田も「クルマのフィーリングは良く、とてもハッピーだ」と自信を覗かせており、最終日に向けた逆転優勝への期待が最高潮に高まっています。
王者ロバンペラを襲った悪夢…サスペンション破損
波乱はSS3で起きました。世界チャンピオンのカッレ・ロバンペラが、まさかのクラッシュ。「バリアにヒットしてしまった。大きな衝撃ではなかったが、不運にもサスペンションを壊すには十分だった」と語るように、マシンの足回りを破損。
なんとか応急処置を施し、サービスパークまで戻ってきたものの、このアクシデントで大きくタイムをロス。優勝争いから脱落する痛恨の事態となりました。トップドライバーでさえ一瞬も気の抜けない、ラリージャパンのコースの厳しさを象徴するシーンでした。
エバンスもトップを射程圏内に捉える！
首位から10.2秒差の3番手には、エルフィン・エバンスがつけています。「タフな一日だった。特に最後のステージはコンディション変化が激しかった」と語るように、難しい状況下でも安定した速さを見せつけました。トップ2台の激しいバトルに割って入る可能性も十分に残しており、最終日の走りに注目です。
【公式レース結果（Day2終了時点）】
順位ドライバー / コ・ドライバータイム
1 S.オジェ / V.ランデ 6:07:48.2
2 勝田貴元 / A.ジョンストン +0.9
3 E.エバンス / S.マーティン +10.2
4 S.パヤリ / M.サルミネン +24.3
5 K.ロバンペラ / J.ハルットゥネン +5:42.2
【まとめ】
トップ3が約10秒以内という、近年稀に見る大接戦で幕を閉じたWRCラリージャパンDay2。地元ファンの期待を一身に背負う勝田貴元が、百戦錬磨の王者オジェを追い詰める展開は、日本のモータースポーツ史に残る名勝負となる予感がします。
果たして最終日、栄冠を手にするのは誰なのか？トラブルから復活を目指すロバンペラの意地にも期待しつつ、最後の最後まで目が離せない戦いを見届けましょう！