匿名さん
三木谷オーナーは、球団の中の自分の位置づけを大学教授のようなものと考えているのではないでしょうか? よく現場介入ということで叩かれていますが、彼にとって球団は大学の「教室」で、オーナーは「教授」なんじゃないかと。
つまり、球団を優勝に向かって選手、首脳陣、フロントが一丸となって進んでいくコミュニティとは捉えておらず、日々の活動目的が個人個人によってバラバラな人間の集合体と捉えているのではないでしょうか? 大学の教室がまさにそうで、教授を目指して研究、論文作成に取り組む者、教授路線からは外れているが、教室での実績を引っ提げて大学の関連機関への就職を目論む者、大学院に行って学位取得し、就職に備える者、目的、展望は特に無く、ただ単に日々の生活のために活動している者などいろいろいるわけです。
球団も同じで、実績を残し、将来の監督、コーチを目指す者や、FA移籍を目論む者、とにかく試合に出て給料を上げようと頑張る者、いろいろいます。
皆、意識としては自分の事を最優先に考えているが、優勝という結果が出た時に、皆が一丸となって成し遂げた、という表現で評価されるだけです。
大学の研究でも、殆どは講師や助手の人間が中心になって、シロかクロかの判断が迫られる重要な決定権も任されていますが、たまに皆がシロといっても、教授がクロと言う事があるのです。
その場合、疑問に感じながらも皆教授に右へならえとなります。
教室にはたくさんの人間がいますが、その中で教授が本当に必要としている人材は、案外3、4人で、あとはいてもいなくてもいいみたいな。
最終的に行き詰まったら教授自ら判断しますよと。
その判断が誤っていても基本的に解雇されることは無い。
何故なら教授は教室の象徴なので、いないと教室が成り立たないからです。
優勝した年は、その3、4人が星野監督であり、田中将大であり、嶋基宏だったんじゃないかと・・・。
そう考えると三木谷氏は、自分が口を出す事で、その3、4人を作ろうとしているんじゃないかと思うのです。
チームの運営を任せられる人材育成のために。
口出しをしてそれに対する反応も見て、適した人材かどうかを見極め、また自分の見極める眼力も養っているんじゃないかと思いますが、どう思いますか? くだらないと思う方は回答されなくて結構です。