実りの秋。この前、私が4年かけた研究の成果を10ページにまとめた。たった4センチ四方の図や表には数ヶ月の努力が詰められている。査読結果も良好で、私にとっての実りであった。 バタフ ライでも実りの秋。収穫祭とも言えるイベントがあったらしい。新しく発表されたラバーは、ナーバスでありながらもグラマラスな感覚を思い起こさせるようなものだった。シート表面から繰り出されるスピン、そしてそれを支えるハイスピードというコンセプトらしく、とても魅力的に映った。 収穫祭は10月の末にかけてうちの街でも行われる。主役は子供達。各国からいろいろな民族の人が集まっている私の街では大人達もサービス精神旺盛で、そのコスプレに喜んだり怖がっている子供達を見るのが私の楽しみの1つになっている。 そして、10月末に近所で行われる楽しみにはもう1つある。それは日展。ニッタクではない。日本各地で実った芸術が集まる。去年もっとも心を奪われたのは、荒涼とした大地にある井戸で水を汲む女の姿だった。分厚く塗られた革のスカートをまとっており、青い光が衣服を照らす様子は、朝早いこと、そこが標高が高く冷涼であることを物語っていた。3メートルほどある絵の大きさからは、雄大な自然とその厳しさを感じることができた。 自然に乏しいうちの街に住んでいると、これから寒くなるにつれ、温泉が恋しくなってくる。今日の質問に「なぜ温泉に行くと卓球がしたくなるのか?」というものがあった。卓球というナーバスな遊びの向こうにとてもグラマラスなものが待っているからだよ、と直感的に思ったので、次のように回答しておいた。 温泉卓球の真髄 温泉卓球2014 夜が更けて、温泉宿は闇に覆われ、 40ワットの白熱球が卓球台を照らす。 心地良いリズムに体を重ねるうちに 早まる息づかい。 温泉あがりの浴衣が舞い、 次第に乱れる髪が紅色に染まっていく肌を隠す。 私が温泉で卓球をしたくなるのは 静かに燃える卓球の快感に 貴女が誘うからです。 少し修正をしたかったのだけれど(上記は修正後)、その間もなく締め切られてしまったのが残念だった。 これからの季節は、温泉卓球ですよね?