匿名さん
警察官Ⅰ類教養試験の判断推理の過去問の事で質問があります どこで出題された過去問かはわかりませんが平成26年4月27日実施の過去問です ある判断推理問題がどうしてもわからず困っています 問題は Q.あるスケート同好会のメンバーにアンケートをとったところ、次のような結果が出た。
このとき、確実に言えるのはどれか。
ア スピードスケートが得意な人は、フィギュアスケートが得意である。
イ フィギュアスケートが得意な人は、アイスホッケーが不得意である。
ウ スピードスケートが不得意な人は、ローラースケートが得意である。
エ フィギュアスケートが得意な人は、ローラースケートが不得意である。
オ アイスホッケーが得意な人は、スピードスケートが不得意である。
(1) スピードスケートが得意な人は、ローラースケートが得意である。
(2) スピードスケートが不得意な人は、アイスホッケーが不得意である。
(3) フィギュアスケートが不得意な人は、ローラースケートが得意である。
(4) アイスホッケーが不得意な人は、フィギュアスケートが得意である。
(5) ローラースケートが不得意な人は、アイスホッケーが得意である。
ちなみに正答は(3)とありました 得意、不得意を解り易く文字と記号にし スピードスケート=S フィギュアスケート=F アイスホッケー=I ローラースケート=R とし 得意を●不得意を×としました なので前提条件ア~オは ア ●S→●F イ ●F→×I ウ ×S→●R エ ●F→×R オ ●I→×S と表せるはずです この場合(1)~(5)は (1) ●S→●R (2) ×S→×I (3) ×F→●R (4) ×I→●F (5) ×R→●I と表せます これで正答が(3)という事ですが、どうにも矛盾が感じられ理解できません まず条件ア~オに正答(3)に見られる「×F」条件が存在しない為、必然的に「●F含有条件の背反事象=×F」に依らなければ回答を導き出せない事となり”「●X→×Y」だからって「×X→●Y」となるは言っていません”というような捻くれ読解問題の可能性は消滅します。
しかしこれは、正答が(3)であると解っていればこそ可能な推測であり、「●X→×Y」=「×X→●Y」が成り立つかどうかは、問題回答中には不明です。
この時「●X→×Y」=「×Y→●X」が成り立つかどうかも同様に不明なままです この状況で正答が(3)であるとどう判断付ければ良いのでしょうか?この状態では(4)が同様の理由で正答に選ばれても不思議では無いように思うのです