最近の自動変速のシフトインジケーターでは、確かに、D→S→B、という変速ポジションになってますね。
Sはスポーツモードという事で良いかと思いますが、登り坂や加速を求めたい時に使う類のもの…でしょうね。
ウチにも娘用に昨年中古で買ったミラカスタムがありますが、取説の189pには「上り坂や下り坂を走行する時の位置」(エンジンブレーキが必要な時の位置)としか書いてませんね。
これを見ると、SとかBは、車速に対してエンジン回転数をDより若干高く保つように変速スケジュールを調整するみたいで、登り坂のつづら折りでアクセルon-offに対してCVTが過敏に変速を繰り返す事を回避したい場合とか、少し継続した強めのエンジンブレーキが欲しい時に使うべきもののようです。
加速が欲しい時にSに落としても、平坦路では結果はDと同じでないでしょうか。
アクセルベタ踏みに近い状態……では、実際のところ、Dでも同じだと思います。
Dでもフツーに平気で4000〜5000回転まで回ってくれますから。
あと、CVT車とMT車ではエコ運転の方法がだいぶ違います。
MT車でのエコラン方法ではCVT 車の場合、いい燃費は出せません。
MT車で言われている「アクセルそっと踏み」では逆に燃費が悪くなります。
最初はクリープを使って少し転がして、次は早めに定速巡航に移るようにするのですが、アクセル強めに踏んで、少し抜いて、またチョット踏んで、また少し戻して、というのを繰り返すことで早めに車速とCVTのギヤ比を上げるようにします。
回転計とスピードメーターの関係を見るとすぐ解りますが、MTからの乗り換え直後は、結構違和感を感じると思いますね。
あと、瞬間燃費計が付いてますんで、それを見ると、どうやれば20km/L以上のゾーンに入るかが良く解ると思います。
(20〜40km/Lの刻みがが狭いんで見にくいですが) CVTの場合、定速巡航時にアクセルを完全に離すと、燃料カットではしります。
この「アクセルオフでいかに長く走れるか!」という所がCVT車のエコランのキモの一つだと思ってますので、試して見てください。
但し……乗ってて気分がいいかどうか、という所では、あまり誉められたもにではない気がするんですがね。