テックアートがポルシェ「718ボクスター／ケイマン」をカスタム。ノーズリフトシステムも搭載だ

ポルシェのチューナーブランドであるテックアートが、ポルシェのエントリースポーツモデル「718ボクスター／ケイマン」をカスタム。 大きくは、フルエアロを備えるボディキットやカーボンファイバパッケージ、カスタムホイール、パーソナライズインテリアのカスタムとなりますが、それに加えて今回は実用面を向上するという拘りを発揮。 その拘りというのが、フロントノーズが上昇するテックアート・フロントアクスルリフトシステムを搭載することで、ボタンワンプッシュでフロントの車高が上がるというもの。 具体的には、2つのフロントアクスルスポーツスプリングとリヤアクスルシリンダー、油圧シリンダー、油圧ユニット、設置キット及び組立て説明書を付属しており、この機能を使用することで約60mm程の最低地上高さを上昇させることが可能となっています。 パワートレインとしては、排気量2.5L　水平対向4気筒エンジンはそのままに、最高出力は＋50ps向上の400ps、最大トルクは＋60Nm向上の480Nmを発揮。 0-100km/hの加速時間はおそらく0.1秒の短縮に繋がると考えられます。 インテリアは非常にシンプルなオールブラックとなっていますが、要望に応じてカラーを設定することは可能で、要所要所でカーボンパーツを使用することも可能。 以下は「718ケイマン」のカスタムモデルとなりますが、フルエアロ装着に大型リヤウィング、そして適度にローダウンした車高と、マフラ一体型のリヤディフューザーが装着され、スタイリッシュでありながらもスポーティな外観を見事に演出していますね。 マフラはシンプルなセンター2本出しに加えて、カーボンファイバチップ付きのエキゾーストシステムを提供。 なお、これらテックアートが提供するカスタムキットは、12/10のドイツ・エッセンモーターショー2017にて公開される予定となっています。 【テックアート関連する記事】 ・レッド＆ブラックが激しい。テックアートがポルシェの最新モデル「911GT3」を過激カスタム ・テックアートが、ポルシェ「911ターボS」ベースの過激モデルGTstreet Rを公開。最高出力は700馬力超え【動画有】 ・テックアート最強のチューニングモデル、ポルシェ「911GT StreetR」が目撃に