プジョーのRCZでしょうか。
この車、パッと見はスポーツカーっぽく、 フェンダーの膨らみとかもカッコいいんですが、 FFで、リアサスペンションは、トーションビームです。
270psで、プジョー史上最強の、最速のスポーツカー とうたっているRCZ・R(5,508,000円)も、 リアサスはトーションビームです。
これは、日本車では考えられません。
サスペンションなんて拘らない (つまりコーナリング性能は気にしない)フランス人でなければ 作れないクルマだと思います。
直進安定性が良いということは、 コーナリングの安定性は悪いということです。
フランス車は、最近やっとDCTが出てきましたが、 ちょっと前までは、4速ATばかりでした。
フランス人は、そういったスペックは拘らないようです。
昔の話ですが、フランスの知人を訪ねた時に、 クルマが汚くてビックリしました。
その知人が言うには、フランスでは自家用車は、 「ゴミ箱」だそうなのです。
ゴミなどは、後部シートにポイと投げ捨てるそうです。
まぁ、全員がこんなフランス人だとは限りませんが、 あまり車にこだわりが無いようです。
よって、ブガッティ・ベイロンがVW資本になってしまった現在、 フランス車は、小型車しか製造販売していません。
アメリカで正規販売できるクルマはありません。
(プジョー、シトロエン、ルノーは撤退。
) もちろん、RCZも、インテリアはオシャレです。
シートもカッコよく、パッと見はスポーツカーです。
こんなスポーツカーを作れるのは、プジョーだけでしょう。