匿名さん
shiro98745さん いつも詳しい回答に感心しています勉強のため、教えてください自分はタイヤでのアラミド繊維(ケブラー)の使用はケブラーベルトをスチールベルトの代わりに使って、強度アップと軽量化を図っているタイヤも「ある」という理解なんですが shiro98745さんは >他の人が書いてくださったアラミド繊維は、スチールベルトの代わりではありません。
>スチールベルトの上に重ねて遠心力によるタイヤの膨らみを防止する役割を主に担っている「キャッププライ」と呼ばれる部分で、伸びの少ないアラミド繊維のベルトが使用される事が出てきました。
ということで、アラミド繊維をベルト材の代わりに使う例を完全否定されています キャッププライは日本のタイヤメーカーではベルトカバー材といわれ、ナイロン材をカバー材としてジョイントレスで細かく巻き付け、ベルトエッジ部分は特に念入りにカバーを重ねる手法が多いと理解していました。
速度レンジが高いとフルカバー材になることが多いですね 自分はベルトの上に貼って、shiro98745さんのいうとおり、高速走行時のタイヤのベルトのせり上がりを防ぐ役目があるという理解です ミシュランの場合、このカバー材にケブラーを使っているってことなんでしょう ところで過去ケブラーを使ったタイヤで自分になじみがあるのがdBユーロです http://www.yrc.co.jp/release/?id=1155&lang=jaPRGRNEWegg&sp=40&year=2002 この構造図を見ると、下のスチールのベルト材があり、上に2枚目のケブラーベルト材があり、その上にベルトカバー材(=キャッププライ)がある構造だと理解していました 自分はベルトは主にタイヤの強度の関与しますが、互い違いに斜めに角度が入ったベルトを貼ることで、ちょうど両手の手のひらを交互に重ねると強度を保ち、かつ、カーブ時などいろいろな方向から力がかかった際の剛性も保てる、とタイヤ屋に聞いたことがあり、このケブラーベルトの入り方はまさにスチールベルトの代わりだと思っていました タイヤのサイドにも「ケブラー&スチールベルテッド・ラジアルタイヤ」って刻印があった記憶があります 自分の知識はしょせん素人レベルですが、shiro98745さんはこのdBユーロのケブラーの使われ方はどう思いますか 自分はスチールベルトの2枚のうちの1枚をケブラーにして、スチールベルトの代わりにしているという理解です ところで当時、dBユーロを持ってみて、レグノやウィンザーに比べ、その軽さに驚いた記憶があります グッドイヤーはビード周りにケブラー補強材を使っていましたね