【MotoGP 2025 最終戦バレンシアGP】金曜プラクティス速報！天才アコスタが最速、王者バニャイアはまさかのQ1へ。波乱のシーズンの行方は？

2025年MotoGP最終戦バレンシアGPが開幕！金曜プラクティスでは、ルーキーのペドロ・アコスタが驚速タイムでトップに。一方、王者フランチェスコ・バニャイアは苦戦を強いられ、波乱の週末を予感させます。

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ついにこの時が来た！世界中を転戦してきた2025年のMotoGPシーズンも、スペイン・バレンシアサーキットでの最終戦「バレンシア・グランプリ」を残すのみ。金曜日のプラクティスから、各ライダーはシーズンの集大成を見せるべく、限界ギリギリの走りを見せつけました。驚異的な速さを見せたライダー、まさかのトラブルや転倒に見舞われたライダー…。激動の初日から、特に注目すべきハイライトを振り返りましょう！
【レースのハイライト解説】
"シャーク"の牙！ペドロ・アコスタが異次元の速さを見せつける
今シーズンの主役の一人、ペドロ・アコスタ（KTM）が最終戦でもその才能を爆発させました。まるで次元の違う走りを見せ、この日唯一の1分29秒240という驚異的なタイムを記録。他を寄せ付けない圧倒的な速さで初日のトップに立ちました。最終コーナーを豪快なウイリーで駆け抜ける姿は、王者の風格すら漂わせています。この勢いのまま、シーズン最後の勝利を掴むのでしょうか。
転倒からの復活劇！アプリリア勢の執念
アプリリア勢にとっては、まさに天国と地獄を味わう一日となりました。マルコ・ベッツェッキはセッション中に2度の転倒を喫するも、不屈の闘志でアタックを続け、なんと総合2番手タイムを記録。また、Trackhouse Racingの小椋藍も転倒がありながら、見事5番手に食い込みました。マシンを限界までプッシュした結果の転倒から、即座にトップタイムを叩き出す。これぞトップライダーの証です。
王者バニャイアに試練、ドゥカティ勢の明暗
衝撃が走ったのは、ディフェンディングチャンピオンのフランチェスコ・バニャイア（ドゥカティ）の走りでした。思うようにタイムが伸びず、最終的にトップ10圏外の14番手に沈む結果に。これにより、バニャイアは予選Q1からのスタートを余儀なくされ、タイトル争いに暗雲が立ち込めます。一方で、アレックス・マルケス（グレシーニ）やフランコ・モルビデリ（VR46）といったサテライト勢は好調を維持し、ドゥカティ陣営内で明暗が分かれました。
トラブルを乗り越えろ！ヤマハのエース、クアルタラロの意地
ヤマハのファビオ・クアルタラロにも試練が訪れました。走行中にマシンから液体が漏れるテクニカルトラブルが発生し、緊急ピットイン。しかし、チームの懸命な修復作業を経てコースに復帰すると、きっちりとタイムをまとめ総合10位を確保。自動的にQ2進出を決め、エースとしての意地を見せつけました。
【公式プラクティス結果（トップ10）】
ペドロ・アコスタ (KTM) - 1:29.240
マルコ・ベッツェッキ (アプリリア) - 1:29.293
フランコ・モルビデリ (VR46) - 1:29.425
アレックス・マルケス (グレシーニ・レーシング) - 1:29.473
小椋藍 (トラックハウス・レーシング) - 1:29.555
ジャック・ミラー (プラマック・レーシング) - 1:29.556
ファビオ・ディ・ジャンナントニオ (VR46) - 1:29.583
フェルミン・アルデゲル (スピードアップ・レーシング) - 1:29.587
ジョアン・ミル (ホンダ) - 1:29.634
ファビオ・クアルタラロ (ヤマハ) - 1:29.673
【まとめ】
初日から波乱の展開となった2025年MotoGP最終戦バレンシアGP。驚異のルーキー、アコスタが週末を支配するのか。それとも、苦境に立たされた王者バニャイアが底力を見せるのか。土曜日の予選、そして日曜日の決勝レースから目が離せません。今シーズンのクライマックスを、絶対に見逃すな！