マクラーレン「720S」が900馬力チューンでゼロヨンに挑戦→あのゼロヨンの悪魔に勝利【動画有】

ドラッグレースの帝王でお馴染みマクラーレン「720S」。 パワートレインは排気量4.0L　V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力720ps、最大トルク770Nmを発揮。 過去これまで、ドラッグレースバトルにおいては、1,200psにチートチューンされた日産「GT-R」を除いて無敗を貫いてきました。 そんな、ナチュラル仕様の帝王「720S」にとんでもないメスが加えられ、エンジンはそのままに新たなエキゾーストシステム、ダウンパイプ、ECUセットアップにより最高出力720ps→900psへと過激チューン。 もはや車両名称は「720S」ではなく「900S」じゃないの？と突っ込みたくなるこの一台が、禁断のゼロヨンレコードに挑戦し、ダッジ「チャレンジャー・SRTデーモン」の記録9.65秒を見事に上回ってしまいます。 ダッジ「チャレンジャー・SRTデーモン」といえば、排気量6.2L　V型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力852ps、最大トルク1,044Nmを発揮する究極のマッスルカーで、0-100km/hの加速時間は2.3秒を記録。 これは、最速のスタートダッシュを切るためにトランスブレーキを標準装備しており、まるでドラッグレース専用のために設計された一台と言われています(おまけにスタートダッシュする際には接地面からボディが89cmも浮き上がるウィリー走行が可能)。 そういったスペックもあって、ゼロヨン記録は驚異の9.65秒を保持しているわけですが、この記録を僅かながら0.06秒上回ったのが「720S」。 特にウィリーを決め込むわけでもなく、しっかりと路面にへばりつきながら900psもの驚異的なパワーを発揮するその姿は何とも圧巻です。 【900HP McLaren 720S sets new 1/4 Mile Drag Racing Record for quickest McLaren】 【「720S」ドラッグレース関連記事】 ・パワー差あり過ぎる組合せ。ケータハム「620R」と帝王・マクラーレン「720S」がドラッグレースバトル【動画有】(2018/2/10投稿) ・「812スーパーファスト」には譲らん。800馬力仕様のフェラーリ「F12ベルリネッタ」と帝王・マクラーレン「720S」がドラッグレースバトル【動画有】