匿名さん
■意外 自転車道は「走りにくい」? 「狭い」「交差点で歩行者と交錯」 都市部で整備が進む自転車向け道路について、「道幅が狭い」「対面通行でぶつかりそう」と、使いにくさを指摘する声が出ている。
利用のマナーも定着しておらず、試行錯誤の段階。
国土交通省では、新たな運用指針作りに乗り出している。
東京都心の港区に昨年完成した、新橋と虎ノ門を結ぶ「新虎通り」。
道路両側の歩道の中に幅約2メートルの自転車道が設けられた。
「せっかくの自転車道ですが、とても走りにくいんです」と話すのは、自転車に関するブログを運営する、編集者の須貝弦さん(40)だ。
交差点部分になると、自転車道は終了し、自転車歩行者道(自転車が走ってもいい歩道)へと切り替わる。
「自転車道では自転車と歩行者が分けられてお互い安全なのに、交差点になると歩行者とぶつかってしまう可能性があります」 また、この自転車道は自転車同士の双方向通行。
「狭く、対向する自転車とぶつかりそうな圧迫感があります」と須貝さん。
しかも、歩道と勘違いした歩行者が入ってくるため、道路を管理する都にも「通りにくい」という声が寄せられているという。
東京都江東区の亀戸地区の国道14号線にも、幅2メートルの自転車道が約400メートル設けられている。
車道脇にあり、柵で分離された構造。
自転車は歩道から、車道側に設けられた自転車道に入る。
ただ、ここも自転車道は双方向通行で、歩道に比べると狭く感じられる。
距離が短いこともあり、自転車道に向かわずにそのまま歩道を通行する自転車も目立つ。
車道に設けた自転車道があるのに歩道を走るのは、道路交通法違反だ。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20150930-OYT8T50028.html 自転車道は走りにくいですか?