元大毎のパーム投手を知ってますか? 1963年 大毎は十一日午後四時東京・南千住の球団事務所で、同日朝来日したエドウィン・リー・パームキスト投手(29)=1㍍82、92㌔、右投右打=の入団を発表した。同投手は昭和三十二年ロサンゼルス・ドジャーズに入団、レッドソックス、ツインズなど、メジャー・リーグでリリーフ投手として活躍。昨年は3Aアメリカン・アソシエーションのバンクーバーに所属。このほか大リーグにはいる前は3A級のスポーケン、千とボールなどにも籍をおいていたことがあり当時は投手のほかに外野手、遊撃手などもかねるオールラウンド・プレヤ―だった。ピッチング・フォームはサイドスロー、速球、シンカーなどが武器、左打者に対しては上手からスクリューボールも投げるという。家族はローレン夫人のほか、長女リアンナちゃん(7つ)がいる。なお、十二日午前七時羽田発の日航機でキャンプ地島原へ向かう。背番号は未定。 パームキスト投手「日本の野球については友だちのミケンズ、マーシャルから聞いている。このほかにも数年前来日したドジャーズの選手たちからもたいへんいい野球をするということを聞いた。もちろんオリオンズのことも知っている。たいへんいい球団で働けると思っている。とにかくいいプレーをしたい。カリフォルニアのウインター・リーグで外野と投手をやっていたから、コンディションは上々だ。ロサンゼルスの気候もよかったし、練習は十分やっている。ただ欲をいえばあと十ポンド(4・54㌔)ばかり体重を減らしたい。大リーグではリリーフ専門でやってきたが、3A級では先発、リリーフなんでもやったから、大毎で先発をいわれても十分自信は持っている。得意はシンカーと速球だ」 松浦代表「大リーグで豊富な経験を持った人だし、年齢的にもまだやれる。きっと戦力的にプラスになってくれると思っている」