航空機の世界で過給技術が必要だったのは高度が上がると 気圧が下がってまともな吸気が行えないからです。
高高度でエンジンをまともに回すには過給が必須だったのです。
つまりはブーストというより薄い空気を1.0に戻すためのものだったのです。
軽自動車が360ccだった時代、軽自動車は高速走行は厳しかったですが 町中では別に鈍足ということは無かったです。
自動車自体の性能は全体的に低かったですが 今よりもよほど元気よく車が走っていました。
そのぶん事故も多かったですけどね… このころパワーブースト技術と言えばニトロ(亜酸化窒素)でした。
地上のエンジンでターボが使われだしたのは発電機です。
定速回転する発電機ではターボによる過給はコンパクトなエンジンから 大出力を得るには燃費も含めて都合が良かったです。
ですが回転数の一定しない自動車には不向きなためしばらくは 見向きされず、もっぱら機械式スーパーチャージャーが注目されていました。
60年代から70年台前半にはスーパーチャージャー後付け改造やら 一部SCエンジンもありました。
乗用車のエンジン+ターボにメリットがあると思われだしたのは 70年代中盤の930ターボの成功からの話です。
それまではターボの性格上乗用車には不向きと思われていたのが 採用されなかった主な理由です。
82~83年には世界中でターボエンジン車がごく普通に見られるようになりました。
実際初の軽ターボ車も83年デビューのようです。