元東映の相沢邦昭選手と内山巌選手を知ってますか? 1957年 東映フライヤーズではこのほど今年の春の全国選抜高校野球大会で優勝した早実の主力打者相沢邦昭遊撃手(18)=五尺五寸、十六貫、右投右打=と内山巌一塁手(18)=五尺八寸、十七貫、左投左打=の二選手の入団を内定した。球団では正式発表をさけているが、二十六日に始まる国体が終ってから正式契約する。また桐生高の高田重信捕手(17)=五尺七寸五分、十九貫、右投右打=の入団もきまっている。相沢はこの夏四番を打ったが、少し荷が重かった。春活躍したように二番あたりを打ってチャンス・メーカーとなるタイプ。やや力は足りないが、しぶとい攻守で早実内野陣の中心となっていた。内山は春の選抜初優勝には不動の三番打者として活躍。今夏は体をこわし、不振で七番に下がっていた。しかし王と並ぶ早実きっての左打者で、一年生のときレギュラーとして出場していた。左投手のカーブにも最後まで目をはなさずよくついているし、やわらかいリストでコースにさからわないバッティングはアナが少ない。高田は強肩、リードもうまく、大島投手(中日に内定)と組んだバッテリーは、北関東一とさえいわれていた。四、五番を打ち二塁も守る。今夏の地区予選三試合では11打数5安打、四割五分五厘を打っている。 東映石原代表の話 「今年の補強の目標は内野陣の強化ということになる。もちろん投手は何人でもほしいから、さきに契約した京都高の高野をはじめ投手にも手をのばしている。いまのところ投手のほか一塁手、遊撃手、捕手など五人ほど高校選手の入団が決まっている。国体の関係などもあるからいまはまだ発表の時期ではないが、今年は十名ぐらい新しい選手を入団させるつもりだ」