衝突安全、予防安全共にブランドとしてはボルボがNo.1でしょう。
ベンツやレクサスはIS,HS,A,B,Cなど車種によって不安な物がありますからね。
ボルボは安全を第一に考え、安全には一つも手を抜かない姿勢でいるので、ボディタイプに起因する点以外では全車種ほぼ同じレベルの安全性能です。
2011年IIHSが新しく試験項目に入れた衝突試験において、ベンツやレクサスですら最低評価を得た車種がありましたが、ボルボは全てクリアしています。
ボルボの安全装備 ○ミリ波とカメラによる自動ブレーキ ミリ波は検知距離が長く豪雪,豪雨,霧など視界不良でも反応できるが、人,自転車,大型動物には反応できない。
カメラは人,自転車,大型動物には反応できる(大型動物に反応できるのはボルボのみ)が、検知距離はミリ波ほど長くなく視界不良では反応できない。
ボルボ以外にするにしても、カメラとミリ波の両方ついているベンツ,レクサス等が望ましい。
○衝突前にシートベルトを巻き上げる機能 ミリ波やカメラで自動ブレーキをかけ、ミリ波と赤外線とカメラで衝突が回避できるかを予測し、できないと判断した時は、衝突の前にシートベルトを巻き上げ体をシートに固定することで、衝撃を受けにくくしている。
ボルボ以外にするにしても、急ブレーキを踏むと一時的にシートベルトがそれ以上伸びなくなる機能がついている車が良い。
それはベンツやレクサスその他多くの車についている。
ベンツはシートベルトをした時に軽く巻き上げて緩く付けていないかを確認してくれる。
○ACC VOLVOは判断を鈍らす疲れを無くすためACCを付けたため、非常に楽に操作できます。
200km/hまで設定できます。
前車の停止により自車も停止した時、3秒以内に前車が走り出した場合は無操作で再スタートしついて行く(停止後も無操作で再スタートするのはボルボのみ)。
ボルボ以外にするにしても、ACCがついている車が良い。
レクサスは100km/hまでの設定だが比較的スムーズで快適である。
ベンツは再スタートのボタンを押してもなかなか走り出さないので、信号とかでは後続車に迷惑を掛けないためにアクセルを踏む必要があり不便である。
○車間警告機能 速度に対し車間が狭いと、フロントガラスに警告ランプが付く。
○BLIS Aピラーに警告ランプがあり、視界不良時でも確認可能である。
後方70mから急接近する車がいる場合それにも反応する(急接近へ反応するのはボルボのみ)。
○レーンキープエイド 疲れさせないため、65km/h以上で走行しているときは、車線からはみ出ない様にハンドルが自動で動く。
それでも車線から逸脱しそうな時は、警告音とステアリングのバイブ振動で知らせる。
ボルボ以外にするにしても、最低限車線からはみ出しそうな時に警告してくれる車がいいでしょう。
レクサス、ベンツ、テスラ、スカイライン等はボルボと同じく車線から出ないようにハンドルが自動で動く。
○疲れ検知機能 普段の運転スタイルと異なる、ふらつき,ウィンカーの出し忘れ,ブレーキ操作等を感知すると休憩を促される。
○進行方向を照らすライト・前車と対向車へのハイビームを遮光する機能 ボルボ以外にするにしても、この機能が付いている車が良い。
○自動防眩ミラー ボルボ以外にするにしても、この機能が付いている車が良い。
○ブレーキアシスト 急ブレーキを踏んだとき、ブレーキペダルを踏む力を補填してくれる。
ボルボ以外にするにしても、この機能が付いている車が良い。
○花粉,PM2.5の95%カットのエアコンフィル―ター 花粉のカットは、花粉症の人のくしゃみを減らし注意力低下を防ぐ為に付いている。
PM2.5はディーゼル車から多く排出されているので、長く運転している人の健康を保護する為についている。
○空気検知によるリサキュレーションの自動始動機能・オートワイパー 操作する手間を省き、安全を向上させる為に付いている。
○フロント,ニー,サイド,カーテンエアバック ○歩行者用エアバック(ボルボのみ) 歩行者がフロントガラスに頭を打つ可能性高い車種に付けられる。
それ以外の車種でも、跳ね上がり式ボンネットというボンネットが普段と反対方向に少し開き、歩行者がフロントガラスに頭を打つ可能性を減らすと共に衝撃を緩和する機能は付いている。
ボルボ以外にするにしても、跳ね上がり式ボンネットが付いている車にするといいでしょう。
○むち打ち軽減機能 後ろから衝突されるとシートが動きむち打ちを軽減する。
ボルボ以外にするにしても、ヘッドレストだけでも動くなど何かしらのむち打ち軽減機能が付いている車が良い。
○背骨保護機能 車体が浮き、地面に再び叩きつけられる時に、シートが普段以上に沈み込み背骨を保護する。
○サブマリン防止装置 ○トップセーフティーピック+合格 この試験が開始された年から全車種クリアしているのはボルボのみ。
但しボルボには、駐車場での踏み間違え防止装置、フロントガラスへの速度とナビの進路情報の表示機能がついていないです。
因みにボルボは、3点式シートベル,後ろ向きチャイルドシート,BLISなどを初めて開発搭載しました。
3点式シートベルトは特許の無料開放がなされました。
特許料を取っていれば、車の販売収益に匹敵したそうですが、3点式シートベルトの有無は死に直結するため無料開放したそうです。
また日本で安全の為に自動ブレーキ搭載の許可を出すよう、国交省を説得したのもボルボです。