希少なジャガー「XJ220」がオークションに登場予定。予想落札価格はフェラーリ「F40」を超える模様

2017-07-31 19:40

希少なジャガー「XJ220」がオークションに登場予定。予想落札価格はフェラーリ「F40」を超える模様

ジャガーの2ドアスポーツクーペ「XJ220」がRMオークションにて出品予定。 「XJ220」は、幻のレーシングプロトタイプ「XJ13」をモチーフにした、世界限定281台のみ生産された個体で、その個体の希少性はフェラーリ「F40」やポルシェ「959」よりも高いといわれており、しかもこれだけコンディションが良く、おまけに独特のパープルカラーというのは更なる希少性を高めているとのこと。 「XJ220」は、1992年に世界で最も速い(最高時速354km/h)クルマと言われており、更にはインテリアにおいては、コノリーレザー製最高級レザーハイドのトリムや、ウィルトン製ウールカーペットといった、スーパーカーの中でも圧倒的なラグジュアリーモデルとしても有名でした。 ちなみに「XJ220」のパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力550ps、最大トルク646Nmを発揮する、圧倒的なパフォーマンスを誇る個体でしたが、本来ならばV型12気筒エンジンを搭載する予定だったものの、インテリアのコストが相当にかかってしまい、予算の関係上、ダウンサイジングせざるを得ない状況となり、V型6気筒ツインターボに変更したという裏話もあったりします。 この個体の走行距離は、約3,300kmとかなり少ないものの、エンジンメンテナンスは定期的に行われており、走行する分には全く問題ないとのこと。 なお、予想落札価格は公式的に発表されていないものの、一部の噂ではフェラーリ「F40」よりも高額な約3億円~ともいわれており、RMオークションの目玉商品にもなりそうですね。 ちなみに、上述にも記載の通り、当時は「XJ220」が圧倒的な速さを誇り、最高時速も354km/hに到達する程にハイレベルな個体だったのですが、この個体を打ち破ったのが何を隠そうマクラーレン「F1」であったといわれています。 マクラーレン「F1」は、ジャガーが喉から手が出る程に欲していたV型12気筒エンジンを搭載し、最高速度も391km/hと圧倒的な差を付けて、スーパーカーの頂点に上り詰めたダークホースとなっています。 Reference:CARSCOOPS

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