サクラセブンズ.対カザフスタン戦.レフリングについて質問します。 11月29日午後4時5分からNHKBS1で放送された1位2位決定戦をご覧になられた方で、女子ラクビーに詳しい方、最近のラクビー事情に詳しい方からご回答頂けると嬉しいです。 ◇ 【1】 後半、残り2:39で、カザフスタンに反則があったのですが、どの選手が、どんな反則をしたのか、教えて下さい。 NHKのアナウンサーは、オフサイドと言っているのですが、残り2:45辺りで、モールが形成されてから後、モールを形成したカザフスタンの2人の選手がボールに働きかけているだけであり、オフサイドの位置にいた選手は、なんらボールに働きかけてはいないように見えました。 カザフスタンの選手がラックを押してボールを拾っただけであり、カザフスタンの選手に倒れ込みの反則があったようにも見えません。 この場面に象徴されるのですが、レフリングがすっごく分かりにくかったのですが。 【2】 後半、残り5:24で、カザフスタンの背番号2番の選手が倒れた時、レフリーは試合を止めて選手の安全を図るべきだったのではないでしょうか? 後半、残り5:01で、カザフスタンの背番号9番の選手が、指をさして倒れてる選手がいることをアピールしてるのに、その後、さらに2度目のアピールのときレフリーが首を横に振り、ことさらに無視したのは(残り4:41)とても公平なジャッジとは思えません。 タックルで頭に衝撃を受けた選手が倒れているのですから、速やかにドクターを呼ぶべきだったと思うのですが。 《参考》 子供向けのラクビースクールが人気がない理由の一つとして、ラクビーはタックル等がある危険なスポーツであるから、小さい子供を持つ母親がラクビーを危険視しているという事が挙げられています。 このためラクビーが安全なスポーツであることをアピールするため、その対策として最近の試合では、選手の安全対策のため、選手の脳に衝撃があったと思われるときは、レフリーは試合を止め、ドクターを呼ぶ。 もしくは、脳震盪を起こした疑いのある選手は、いったん外に出して代わりの選手を一時的に出場させ、ドクターの診断を受けさせるという事をやっています。 (確か先日の男子ワールドカップでも、どっかの国の試合で、選手が大丈夫だと言っているのに係の人が選手をいったん外に出していて そのとき、TVのアナウンサーが「選手は、こういう時みんな大丈夫だと言うから、選手本人の大丈夫はアテにならないんだ」と放送していたようなことが何回もあったように記憶しています。 これは日本国内だけではなく世界的な動きだと思います) 私が録画している試合ですと、先日11月29日の筑波対帝京戦。 後半80:34に帝京の背番号13番が倒れると、80:42には、レフリーが笛を吹いて試合を止め、ドクターを呼んでいます。 試合は、ボールを確保していた筑波ボールのスクラムで再開しています。 私は、こういう場面を、ワールドカップ以降の国内の試合で何回も観ています。 <魔法のヤカン> 1993年、サッカーJリーグが開催される以前、学生ラクビーは国立競技場が満員になるほどの人気がありました。 その頃は、選手が倒れて意識を失うような事があっても、係員が水の入ったヤカンを持ってきて選手に水をかけただけで試合を再開していました。 気を失った選手がわずかな時間で元気になるのは何故なんだ? あのヤカンの中には何が入っているのだと、当時はとても不思議がられていたのですが、 当時のNHKのアナウンサーは「ただの水なんですよ」と、しきりに放送していました。 しかし今日では、そんな無茶は、もうさせない。選手の安全管理をしっかりやっているから、安心してラクビーを楽しんで欲しいというのが、最近のラクビー界の切実なアピールなのです。 ~~~ 私が指摘している試合のレフリングは、こういった最近の動きに反しており、ラクビーの安全性をアピールして、ラクビーを普及させようという動きに反しているように思うのですが。 ~~~ 余談ですが、男子ワールドカップ。 サモア対スコットランド戦では、前半36:06。サモアのトライをレフリーが認めているのに、その直後、スコットランドのキャプテン(背番号9番)のアピールに拠り、ビデオ判定が行われ、宣言したトレイが取り消されています。 そしてその結果、3点差でスコットランドが勝ち、日本は決勝へ進出できなくなりました。 クスン・・・ 通常、レフリーにクレームを付けてはいけない事になっているのですが スコットランドだと許される。 これが、イギリス貴族のスポーツの伝統なのでしょうね。 ラクビーが、サッカーのように普及しなかった理由の一つは、元来ラクビーは貴族のスポーツであり、サッカーのように庶民にはプレイさせなかった事(イギリス貴族がラクビーを独占しようとしたラクビーの閉鎖性)にあるのかも知れません。