1.自走の場合 福岡~青森間は、高速道路を乗り継いで1,800km弱、料金は一筆で約23,000円、さらにガソリン代。
途中3泊は必要ですから、途中ICで降りると距離・使用するガソリン・高速料金が幾らか割り増しになります。
リッターSSの長距離にきついポジションから来る疲労、高価で消耗しやすいタイヤ代を考えると、自走での北海道へのアクセスは、本州各地を目的とする長期間ツーリングでなければ、止めるのが正解でしょう。
2.空輸 引っ越しなどでバイクを空輸する場合の料金を調べて見ました。
九州~千歳までの料金は、リッターバイクの場合、約95,000円の様です。
輸送手段として最も短期間ですが、あまりに高料金です。
さらに本人の飛行機代が加わります。
お金に糸目を付けない方に許される手段ですね。
なお、自身は飛行機、荷物は予め気付け宅配、北海道でバイクをレンタルなら、どちらも飛行機よりは現実的な費用になります。
3.フェリー それなりの時間を要しますが、最も実際的なアクセス手段だと思います。
フェリー内の時間は、体力の温存や回復、行程の予行演習、復路は回想と次のツーリング計画、同乗したライダーとの情報交換などにあてます。
日本国内の長距離フェリー航路を紹介しているHPがあります。
http://www.jlc-ferry.jp/kouro.html フェリーのダイヤや途中の自走部分を考慮すると、以下の行程が合理的だと思います。
【往路】夕方出発で3日後の昼に到着 九州(新門司)→神戸、または大阪(阪九フェリー、または名門大洋フェリー) 新門司17:00から20:00出港(毎日4便) ↓ 神戸、大阪05:30から08:00着港 神戸・大阪港→名古屋港まで高速道を自走 名古屋19:00出港→苫小牧11:00着港(隔日運航、仙台港経由、太平洋フェリー) 【復路】夜出発で3日後の朝に到着 苫小牧港19:00出港→(太平洋フェリー、名古屋~神戸または大阪を自走、阪九または名門大洋フェリー)新門司港 以上、往復でフェリー内に6日間を要します。
例えば道内で6日間の日程を取るなら、プラスフェリー内6日間で12日間(約2週間)となります。