オフショアで2タックル以上が好ましい理由は大きく2つ。
その一つは「リスク」 ① ロッドのトラブル(破損系)で船上での修復が不可能な状況 ② リールのトラブルで、リールが使えなくなる状況 ③ ライントラブル等により、高切れによるライン不足 ④ タックルを海中へ落とした などが大雑把な理由。
1タックルだと①~④の状況が発生すると、即納竿です。
遊漁船でレンタルタックルを常備しているような船なら、借りれば良いけど、常備している船はあまり耳にしないです。
朝一にトラぶったら、帰港までクルージングです。
また、時合の最中にラインブレイクして結束している時間に時合終了というのも、悲しい話。
今年も居ましたよ。
初心者さんで1タックル。
根掛かりで高切れしたけど、時合中で船長もかまってられずに座ってるだけのアングラー。
ここまでは、タックルでのトラブルの話。
以下はメリット。
2タックルにする事で、攻め幅のパターンも増えるので、釣果にも影響してきます。
組み合わせは様々。
なので、S624では手の届かないところへ届かせるタックル構成をすれば、戦力になってきます。
積丹がどのようなフィールドなのかは分からないのですが、既にツインパを購入したのであれば、8000番にしても5000・6000番でもS624より、特性の大きく変わるロッドの方が良いとは思います。
柔らかいロッドでも10kgクラスの鰤を何の不安もなくファイトできるタイプもありますしね。
シマノのロッドは分かりませんけど、フィールド条件にあうなら以下のロッドは面白いと思います。
柔らか目だけど操作性は非常に良いです。
天龍 ドラッグフォース JDF-621S-2/3 ゼニス 零式スクエア ZSK62S-3 メロン屋工房 FJ61LS FJ61LSは中古のオークションでも上質なモノが多いので、大丈夫だと思います。
(中古だと30,000~33、000円程度かな)私は3万で買いました。
他にも良いロッドは沢山あると思いますけど、どれが良いのかは異なるフィールドの為、「これ!」というお勧めは難しいです。
上記の3機種は私も実際に触れたり、使用(FJ61LS)しているので、使用感は分かりますけど、それが積丹に合うのかどうかまでは分かりません。
ただ、私なら、2タックル目はベイトを選ぶかな。
意外とスピニングを終日使うのは疲労が大きいので、ベイトは体力回復させながら使えるアイテムでもあります。