ATのパワーロスについて 先日、これから免許を取ろうと思っている甥から、相談を受けていたのですが、その話の中でATはMTに比べて、パワーロスが甚だしいのではないか、という疑問を提示されました。 たとえばAB2台の扇風機を向かい合わせに置いて、片方のA扇風機を回せば風が起き、もう片方のB扇風機も回りますね。ただし逆回転で。 これは間にある空気が力を伝えるからで、周囲に逃げる空気があるために、AとBは同じ回転速度にはならないわけですね。Bの軸の摩擦もありますしね。 ではこれを狭い筒の中に置いてやれば、逃げる空気は少なくなり、効率よくBの扇風機を回せますが、それでも同速度にはならない。逃げる空気がゼロにならないからです。 ところがある程度Bが回れば、いっそ、AとBをくっつけてやれば、固体同士の摩擦力次第で、やがて同速度で回るようになるでしょう。これがMTにおけるクラッチの原理だと説明してやりました。 そこで疑問! 現実の自動車におけるオートマチックトランスミッションでは、片方の扇風機に相当するエンジンの回転力(トルクや馬力)は、液体クラッチのATFを介してドライブトレーンに伝わりますが、絶対に同じにならないどころか、かなりパワーロスが出るのではないかと言うのです。 ロスしたパワー=エネルギーは、ATFを熱して、外殻から熱となって逃げていくのでしょうね。 そこで質問なのですが、ATではエンジン出力と軸馬力に、どれほどの差が出るのでしょう? 同じエンジンを使用するMTとでは、軸馬力はどれほど違うのでしょう? 残念ながら文系の私には、現役理系大学生の甥っ子に、だからMT免許を取っておけ!と説得できるだけの説明が出来ませんでした。 どなたかお知恵をお貸しいただけませんでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。