故障が多いことは覚悟しておく必要があります。
そもそも、設計時点で想定している各部品の耐久性が日本車メーカーに比べて低く、日本車のように乗りっぱなしでも故障が出ないようには設計されていないので、ドイツ車メーカーの見解は「これが設計上の仕様です」ということになります。
車は消耗品なので、壊れるのは当たり前、壊れたら修理すれば良い、という考え方ですから、出発点が日本のメーカーとは違います。
それならば、整備性を良くして工賃が安く済むような配慮があるかと言えば、それもありません。
日本車の方がずっと整備は楽です。
ただし、新車で買って最長5年の延長保証プログラムに入れば、修理は全て保証で賄われますので、追加でお金はかかりません。
重要なことは、5年の保証が切れる直前に買取りや下取りに出してしまうことです。
まだ数か月の保証が残っているうちに、できれば買い取り屋に査定させて、不具合を指摘させ、保証を使って全て修理して健康体にして、買い取りなり下取りなりに回しましょう ただ、そこまでやったとしても、リセールバリューはあまり期待できません。
健康体でも、買取り価格は5年落ちで新車価格の2割程度だと考えておいた方がいいでしょう。
もし、不具合を指摘されるような状態のまま手放そうとすれば、二束三文の値段にしかなりません。
5年以降も乗り続けることを考えているのでしょうか?そうであればある程度の覚悟はしておく必要があります。
7年目以降の車検を正規ディーラーに出せば、諸費用以外に1回あたり20万円から30万円の費用はかかると見ておいた方が良いです。
故障率は日本車と差異がないと言っている人がいますが、それが事実に反していることの状況証拠を示しましょう。
↓を見てください。
リクルートが中古車向けにやっているカーセンサーアフター保証の料金表です。
http://www.carsensor.net/trust/hosyo_price/hosyo04.html 例えば、5年経過未満、2,000㏄以下、走行3万キロ以下の輸入車に2年保証を付ける場合の保証料は\115,560とありますが、同じ条件で国産車であれば保証料はほぼ4分の1の\29,160 で済みます。
日本で最もたくさん出回っている輸入中古車はドイツ車ですから、この料率格差はドイツ車の故障期待値を反映しています。
もし本当に「故障率は日本車と差異がない」のであれば、この保証料の格差を説明することは出来ません。
部品価格が高いからだ、と言うかも知れませんが、この保証は保証期間中の修理費の上限額を80万円に設定していますので、それだけでは説明できません。
やはり、故障の頻度が高いことが保証料に反映されていると考えるべきでしょう。