匿名さん
昔、カーディーラーで整備士やってました。
「オイルは酸化するので乗らなくても半年から一年おきには交換して下さい」とお客様には言ってました。
先輩からもそう教わったし、マニュアルにもそう書いてありました。
でも、ぶっちゃけ「本当にそうなんだろうか?」と疑問に思ってました。
そもそもオイルって「酸化」するのだろうか? 「乗らなくても空気に触れてれば酸化する」 …じゃあ工場にある200リットルのドラム缶オイルは、最後の方はもう酸化してるのでは無いのか? 「1度でも熱が加わると酸化し始める」 …じゃあ一回乗ったら酸化してるからオイル交換が必要なのではないのか? 更に言えば「酸化したからって何なの?」って話です。
「酸化すると潤滑性能が50%落ちる」とか具体的な数値を挙げて説明してるのを聞いた事がない。
目に見えない「酸化」を逆手に取ってオイル交換を勧める口実にしているだけなのではないのか? 3000~5000キロでオイル交換が必要なのはわかる。
走れば走っただけオイルにスス(カーボン=不純物)が混じる。
このススは微細なのでフィルターを通過してしまう。
潤滑に悪影響の出ない量のススが混じる限度の距離が、オイル交換の推進走行距離だと言う事なのだと思う。
ススを取り除く為にはオイルを交換するしかないわけだし。
でも、「半年から一年」と言うオイル交換には具体的な根拠がない。
「酸化するから」と言う具体性のない言葉を盲目的に信じていただけ… そこで、 「私は3000キロしか乗っていないが、一年間オイル交換をしていなかったばかりに酸化したオイルのせいでエンジンが焼きついた、メタルが落ちた、カムがかじった、などのトラブルを経験したという方はいますか?