昔、峠のレーサーをやっていました。
カスタムするのは例えばバックステップの方がハングオフし易いとか、パワーを有効に使える様に走るステージに合わせ2次減速比の変更するとか、タイヤもフルブレーキングや速くスロットルを開けて行くにはグリップも良い方が良いし、限界付近まで攻めればサスに不満が出る事も有るので、よりセッティング幅の広い高荷重域に対応した物に交換する事も有る。
ですが、それはサーキットでの話しで公道ではポジション以外はそこまで気にしなくても良いし限界までフルブレーキングしたりとかそこまで攻める事もないです。
自分はバリバリマシンと言う雑誌で全国の猛者共と腕を競い合っていて、ジャックナイフの角度を全国の奴とタイトル争いしてたので、例外的にハイグリップタイヤ必須だったけど、別にタイヤすらノーマルの原付スクーターで普通に膝擦れます。
自分はオカンのノーマルのスーパーディオを駆り当時出たばかりの隼を峠の下りでぶち抜きました(笑) 日本の峠みたいな狭い所では軽量な小排気量のバイクの方が有利な事も多々有りそれはジムカーナでも証明されております。
バイクはカスタムより腕です偉い人にはそれがわからんのです。
CBR600クラスのバイクはノーマルで250km以上出るしサスも良い物が付いてるのでノーマルでも十分速いです。
サーキットで最高速まで出すならばマフラー変えたりする意味は御座いますが峠では完全に自己満足です。
昔の原付はチャンバーに交換すると最高速が伸びたし2ストはチャンバーに変えた方が良かったから2スト250とかも大概マフラー交換してた。
今の4ストのバイクのマフラーを交換してもそんなに変わらないけどレーサーチックな良い音するから交換したいだけです。
自分は静かなる峠の貴公子って感じのジェントルかつ速いライダーを目指しているのでスピード違反とか違法改造とかマフラー交換もしないけどな(笑) 楽しむのはカーブだけ。
別に車検非対応の爆音マフラー以外は余程みょうちくりんな珍走カウルでも付けない限りセッティング変えた程度で違法にはならないよ。
それに公道を走ってる彼等って競争してる訳じゃないしジャンルや排気量も関係ない。
サーキットと公道を一緒に考えたら駄目だね。
峠なんてフルノーマルの125㏄スクーターでも十分イケるよ!