元中日の若生和也投手を知ってますか? 1967年 中日からドラフトで指名されていた若生和也投手(22)=ノンプロ立正佼成会、1㍍75、77㌔、右投げ右打ち=の中日入団が確定的となった。若生は二十八日正午から東京・内幸町の東京中日新聞二階秘書課で中日の柴田渉外課長、田村スカウトと二度目の話し合いで、中日入りの意思表示をした。若生は就職が内定している日本楽器及び郷里塩釜の家族と話し合うため、正式発表は来月六日ごろ名古屋市中区の中日球団事務所で行われる。若生は二十九日、就職の内定している日本楽器の森口野球部監督、松山野球部常務を訪ね中日入団の了解を得、翌三十日、郷里の宮城県塩釜に帰り父正次郎氏(53)と最終的な話合いをする。しかし本人の気持ちは中日入りに傾いており、関係者も強く中日をすすめている。塩釜高校時代には鉄砲肩を誇る捕手だった。ところが三十九年にノンプロ仙台鉄道管理局に入社し、同年夏自衛隊東北と試合ではじめてマウンドをふみ、しかも完封勝ちした。それ以降は投手にコンバートされ速球投手としてならした。立正佼成会のエースとして活躍した今シーズンの全成績は20勝10敗。今秋の東京都支部大会決勝の対リッカ―ミシン戦では決勝ホームランを打っている。昭和十九年十一月十六日生まれ、23歳。宮城県塩釜市出身。三十八年塩釜高校卒業。仙台鉄道管理局入社、三十九年十月岩崎電機に移り、四十三年三月立正佼成会に入社。今シーズン夏の都市対抗野球で活躍し、プロから入団を勧められていた。速球とスライダーが武器の本格派投手。 柴田渉外部長の話 うちにはこれで小川、相川に次いで三人目の立正佼成会出身者がそろった。若生君も先輩に負けないようがんばってもらいたい。 若生投手の話 いままでは速球、スライダー、シュートの三種類だけ。これからはスピードをつけることが先決だと思っている。