お疲れ様です。
ミスター高圧ガスと申します。
今年の2月の時点で、注文が2,000台ほど来ているそうです。
生産台数は、別の方が回答しているような1日1台ではなく、1日3台程度です。
http://www.j-cast.com/2015/02/25228795.html 今の時点で、売る気があるかどうかといえば、あまりないと言えるでしょう。
現時点でミライを注文しているのは、近くに水素ステーションがある官公庁、トヨタ系の法人(←買わされている)が中心です。
個人の注文もあるようですが、先に買って乗り回したのでしょう。
見栄っ張りな人でしょうか。
そもそも、平成27年3月末現在でインフラである水素ステーションが全国で50箇所程度。
うち一部は最高充填圧力が40MPa程度のところもあるので、これは半分しか水素を充填できないので、実質は役に立たない。
指折り数えてもせいぜい30~40箇所程度でしょう。
国が想定しているよりもインフラの建設スピードが大幅に遅れています。
インフラが先か車が先かといえば、当然のことながらインフラの方が先です。
インフラがなければ、どんな高性能の自動車も宝の持ち腐れです。
ではなぜインフラが出来ないのか・・・。
それは1箇所で建設コストが4~5億円もかかる水素ステーションを次から次へと作るだけの体力のある会社が無いことにつきます。
建設後の運営費も年間で4,000万円ともいわれているので、一日に1台来るか来ないかの燃料電池車のためにどれだけ我慢できるか・・・。
ガソリンスタンドの建設コストが、1軒1億円程度といわれていますが、それに比べれば水素ステーションがいかに高いかがよくわかるでしょう。
水素ステーションは、「設計~補助金の申請~高圧ガス保安法の許可申請~許可~工事~完成検査~試運転~営業開始」というプロセスにほぼ1年かかります。
1都道府県あたり5軒、47都道府県で合わせて年間250軒ずつ増えたとしても、全国で30,000箇所ともいわれているガソリンスタンドのレベルまで水素ステーションを作ろうとすると、今のペースでは100年以上かかります。
これだけインフラが建設されなければ、急いで自動車を作っても意味が無いということです。
家の近くに水素ステーションが1軒あったとしても、遠出が出来ないですね。
街乗りレベルで楽しむなら排ガスを出さないEVでも十分ではないかと思いますけど。