ボッシュは黒幕ではなく、本丸です。
アメリカ大手のデルファイも欧州での環境基準がユーロ4の時まで は高圧ポンプやインジェクター等、コモンレールシステムの 核心部品を生産し、ルノー等に(ちなみに日産も欧州モデルの ディーゼルでも使っておりました。
)供給し、ある程度のシェア を確保しておりました。
しかしユーロ5になってからは ドイツメーカに限らず、どのメーカーもボッシュを使う事に なりました。
理由はデルファイのコモンレールシステムは燃料の汚れに弱く、 高圧ポンプは内部のベアリングが逝き易く、とにかく散々な 製品だったからです。
それに加えユーロ5への対応に遅れ、 2009年ごろから、この市場はほぼボッシュの独断場になりました。
VWがやり玉にあげられた時に、ゴーン氏がこれはアメリカの 陰謀だという趣旨の発言をしましたが、根拠となっているのは 上記のような経緯があったからです。
日本のマスコミはアメリカに 配慮してか、この点は全く書いておりませんでしたが。
VWがインチキをやったのは事実ですから彼らに全く弁解の 余地が無いのは事実です。
しかし今度はメルセデスに疑惑が向いてます。
ここまで来ると、ユーロ5に対応しているとされる、 ボッシュのコモンレール技術そのものに疑惑の目を向けざるを得ません。
BMWも例にもれずボッシュを使っておりますから、 BMWからも、もし仮に不正プログラム問題が噴出したとすれば、 ボッシュのコモンレール技術そのものに問題ありという結論で よろしいかと思います。