マジか。ベントレー「コンチネンタルGT・ラリーエディション」が約650万円にて売れる

今年の始め頃、密かに登場していたベントレー「コンチネンタルGT」をベースにしたラリー・エディションが約650万円に売却されたとのこと。 この個体のボディカラーは、カーキ・グリーンという特殊なペイントにて身を纏った何とも冒険的な一台となっています。 ちなみに、この野性的な「コンチネンタルGT・ラリー・エディション」は、過去にナショナルジオグラフィックのSupercar Megabuildテレビにもとり上げられており、その後インターネットオークションサイト「eBay」にも出品され、かなりの注目を浴びました。 「eBay」にて出品された際の予想落札価格は公開されていませんでしたが、ベースとなる「コンチネンタルGT」に、更にラリー風にするために約390万円も投資され、その内訳としては17インチのスチールホイールや、ホイールアーチモールと外部ロールケージの取付け、更には難しい地形にも対応できるようにアンダーボディのスキッドプレートと一緒に調整可能な特殊サスペンション、LEDライトバーを設定。 その他にも、ラリー感を強調するために、インテリアシートやドアパネルにはベージュ系の本革シートを使用し、もはやラグジュアリー仕様を完全無視したゴリゴリのオフロード仕様と大きく変貌していますね。 ただその一方で、電動ミラーやヒートミラー、自動キセノンヘッドライト、フロント＆リヤパーキングセンサ、デュアル式温度調整、クルーズコントロール、衛星ナビゲーション、キーレススタート等の安全・便利機能は充実(この辺りはある標準装備である以上、意味割り切ったところですね。) パワートレインは、排気量6.0L　Ｗ12気筒エンジンを搭載し、走行距離は驚異の191,511km走行済み。 ただし、定期的なメンテナンスは実施しているため、コンディションはグッドではあるものの、走行距離の割に約650万円という価格帯は相当に高くも、「ベントレー」というブランド力が生み出した金額でもあるため、購入してもある意味損はしないハイスペックモデルなのかもしれません。 Reference：motor1.com