どのようにプラドを活用したいのかによって,お勧めのグレードは変わってきます。
まず,プラドの立ち位置を確認しておきましょう。
ヘビーデューティー仕様であるランドクルーザーに比べて,プラドはライトデューティ用途として開発されました。
廉価版なんて言われることもありますが,日本国内においては,ランクルよりも便利に活用できることも多々あります。
まず,できるだけ安くプラドが欲しければ,TXがお勧めです。
ラダーフレームのクロスカントリー4WDが,車両本体価格3,349,963円で購入できます。
乗りだし400万円と言うことは,C-HRより50万円ほど高いだけです。
間違いなくお得です。
コスパが良いのは,TX Lパッケージ・G-フロンティアの4,037,040円ですね。
レザーシートなど豪華装備もそれなりに備わっています。
また,プラドには,ランクルには無いディーゼルも選択できます。
ガソリン垂れ流しの車ですから,軽油になるディーゼルは維持費を安く済ますことができます。
TX Lパッケージ・G-フロンティアで4,775,760円です。
そのディーゼルの最高グレードがTZ-Gで,5,133,927円です。
この価格は,ランクルのAXとほぼ同じ価格になります。
(ランクルの最高グレードはZX G-FRONTIERの723万円。
)プラドの中では最も所有の満足感が高いと思われます。
プラドは,ガソリン車なら,実燃費で6km/L程,ディーゼルでも8km/L程を覚悟しなければなりません。
燃費を気にする人は,ハリアーハイブリッドにする人が多いです。
もちろん,なんちゃってSUVと,それなりのSUVの違いは大きいですが。
何を求めてプラドを購入するのかを,お財布と相談しながら決めて下さい。