【F1カタールGP予選】衝撃の結末！ピアストリがポール、ノリスは最終コーナーで涙。ハミルトンQ1敗退の大波乱！

F1カタールGP予選で歴史的ドラマ！マクラーレンのピアストリがポールポジションを獲得する一方、僚友ノリスは最終コーナーで痛恨のミス。ハミルトンはまさかのQ1敗退。

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砂漠の夜に、今シーズンのチャンピオンシップを揺るがすほどのドラマが待っていた。2025年F1第23戦カタールグランプリの予選は、まさに筋書きのない劇場だった。進化し続ける路面が次々と波乱を呼び、7度の王者がまさかのQ1敗退。そして、栄光のポールポジションをかけた最後の1周、最後のコーナーで、信じられない結末が訪れた。あの興奮と衝撃を、もう一度味わおう。
【レースのハイライト解説】
マクラーレンの天国と地獄！ピアストリがポール、ノリスは最終コーナーに散る
これぞF1の残酷さと美しさだ。Q3の最終アタック、チャンピオンシップリーダーのランド・ノリスは、チームメイトのオスカー・ピアストリを上回る圧倒的なペースでラップを刻んでいた。誰もが彼のポールポジションを確信した、その瞬間。最終ターン16で、ノリスのマシンは限界を超え、ワイドに膨らんでしまったのだ。
この痛恨のミスでタイムを失ったノリスは2番手に。その一方で、完璧なラップをまとめ上げたオスカー・ピアストリが1:19.387で見事ポールポジションを獲得！歓喜の雄叫びを上げるピアストリと、悔しさを滲ませるノリス。マクラーレンがフロントローを独占したものの、チャンピオンシップを争う2人の間には、あまりにも大きな明暗が分かれた。
王者フェルスタッペンも苦戦「まるでバカみたいに跳ねる」
スプリントでの不調から抜け出せない王者マックス・フェルスタッペン。予選を通してマシンのポーパシング（激しい縦揺れ）に苦しみ、「まるでバカみたいに跳ねる」と無線で不満を爆発させる場面も。それでも驚異的なドライビングでマシンをねじ伏せ、3番グリッドを確保したのは流石の一言。マクラーレン勢に割って入ることはできなかったが、決勝での逆襲を虎視眈々と狙っている。
衝撃のQ1敗退！ルイス・ハミルトンに何が起こったのか？
この日最大のサプライズは、Q1で起こった。セッション終盤、各車がタイムを更新していく中、ルイス・ハミルトンがまさかのタイムアップを果たせず、18番手でノックアウト。急速に改善する路面コンディションの読み違いか、それともマシンの問題か。7度の世界王者の早期敗退は、パドックに大きな衝撃を与えた。角田裕毅やエステバン・オコンもQ1で姿を消す波乱の幕開けとなった。
ルクレール、恐怖のハイスピードスピン！
Q2では、フェラーリのシャルル・ルクレールが肝を冷やす。高速のターン15でコントロールを失い、激しいハイスピードスピン！マシンはグラベルを駆け抜けたが、奇跡的にもウォールへのクラッシュは免れた。このアクシデントがありながらも、なんとかQ3進出を果たしたモナコの若きエースの精神力は計り知れない。
【公式予選結果（トップ10）】
オスカー・ピアストリ (マクラーレン) - 1:19.387
ランド・ノリス (マクラーレン) +0.108
マックス・フェルスタッペン (レッドブル) +0.264
ジョージ・ラッセル (メルセデス) +0.275
キミ・アントネッリ (メルセデス) +0.459
アイザック・ハジャル (レーシング・ブルズ) +0.727
カルロス・サインツ (ウィリアムズ) +0.900
フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) +1.031
ピエール・ガスリー (アルピーヌ) +1.090
シャルル・ルクレール (フェラーリ) +1.174
【まとめ】
マクラーレンがフロントローを独占し、ピアストリがキャリア2度目のポールポジションを獲得したカタールグランプリ。しかし、その隣にはタイトル獲得に燃えるノリスがいる。そしてその後ろには、どんな状況からでも勝利を狙う王者フェルスタッペンと、虎視眈々と表彰台を狙うラッセルが控える。決勝レースは、チームメイト同士の心理戦、そして世代を超えたトップドライバーたちの意地がぶつかり合う、壮絶な戦いになることは間違いない。砂漠の夜の決戦を見逃すな！