自動車の設計をしている者です。
(長文失礼します) 私も現在同レベルの多走行距離のライバル四駆 (昔多く出回ったラリーで有名なM菱のV6-3500cc-MT) に乗っており、気になったので回答させていただきます。
ちなみに、ショップで中古エンジン交換1回、自力でのフルO/H1回 計2回のエンジン関連整備を経験しています。
(O/H:オーバーホール) ※文字情報なので、全く外れているかもしれませんがご参考になれば。
【ご回答(概要)】 ・故障の予測原因:油圧異常によるエンジン内部破損 ・O/Hの必要性:破損の程度によるが必要でしょう。
・予測修理代金:絶好調エンジンに仕上げるのに60万円以上 中古エンジンでで30万円~,軽破損の場合のやっつけ修理で5万円~ 【詳細:長文です】 ●故障の予測原因 オイル系統の異常でエンジン内油圧低下→内部破損。
例えば下記など。
・潤滑不良で焼きつき(エンジンの一部が溶けてしまう) ・油圧で作動している部分が渋った結果、内部部品が折れてしまう オイル系統の異常はさまざまな原因が考えられます。
ほんの一例を。
・オイルポンプの破損 ・オイルライン(パイプや油路)からの漏れ ・オイルライン(フィルターやノズル)の詰まり オイル系統の異常は、ポンプやメカの偶発的な故障の場合もあるし、 整備不良(ねじの締め忘れ),粗悪オイル使用,気付かぬ下回り接触, ユーザーのメンテ不足・・・などなど、本当に色々な原因が考えられます。
※真っ先にオイル管理がなっていないとか、廃車とか、ましてや罰とか そういう感情的なご回答が付く「かも」しれませんが、論点が違います。
ですのでお気になさらないほうがいいです。
●O/Hの必要性 ご質問の状況から予測するに、エンジン内部の破損がありますので O/Hまたは中古エンジンへの交換が妥当な気がします。
例外的に、クランクメタル(エンジンの真下から交換できる金属部品) が集中して破損した場合は、そこだけ交換すると言う荒業もあります。
町の整備工場に出すと、外側から段階的に修理を試みてくれる 場合がありますが、正直バクチです。
原因判らず費用がかさんだり。
直ったとしても、交換しなかったその他動作部にも ダメージは確実にありますので。
(上記やっつけ修理に該当) 中古エンジンは、流通さえあれば一番コスパがいいです。
経年車修理の場合、リビルドエンジン(中古エンジン消耗品だけど 内部消耗部品が根こそぎ新品になっている)よりも、動作保証つきの 中古エンジンの流通のほうが多いと思います。
車種にもよりますが。
私も昔1気筒故障したことがあり、金なき学生だったので、行きつけの 四駆ショップにて中古エンジン交換をしました。
参考:本体30万円+工賃7万円。
エンジン6ヶ月動作保証つき。
O/Hは、やるならトコトンやらないと意味ないです。
O/Hの利点は、エンジンを蘇らせる事。
調整組付けによって新品又はそれ以上のフィーリングになります。
なので、せっかく苦労して(工賃出して)バラすのに、部分的に ケチっては本当にもったいないです。
結局すぐにケチったところが 消耗し後悔しますし。
やるならキッチリ行きましょう。
参考:諸工賃15万,1気筒10~15万×4,諸部品10万 →65万円 ※諸部品:マウント,クラッチなど、エンジン降ろした時にできる部品。
※私は学生最後の思い出として無理言って、大学の研究室で 自分で全てやっちゃいました。
いい思い出です。
ディーラーではエンジンの切削加工などできず、 多分下請けに出すと思います。
どんな内容か良くご確認 いただくことをお勧めします。
(変に省かれないか等) ただ、中古エンジンが見つからず行うO/Hなら、 部分的に手を抜いてもいいかも。
ただこの詳細な判断は 故障したエンジンを実際に分解してみないと判りませんが・・・。
蛇足です。
:オイルですが、メーカー設計者の立場から一言。
純正オイルを早めに交換(年に2~4回)+エレメント年に2回で完璧。
たとえ有名ケミカルの添加剤でも、純正以外の事をして欲しくないです。
エンジン油は滑りすぎても硬すぎても、設計値から外れます・・・。
樹脂,ゴム,繊維,接着剤,FH(火災),何千項目の品質は 純正で成立してます。
もちろん高い社外品入れて一発破壊は しませんが、末永く安心して乗っていただきたいですので。
ぜひ頭の片隅に。
個人的にはイマドキCHRよりも、プラドのほうが 乗ってて楽しいと思います。
ですが、今後の維持費用や 他部故障のリスク,クロカン車の楽しさやイマドキの車の 楽しさ(つまらなさ)を、あなた自身の価値観でよ~く ご検討いただき、素敵なカーライフをお送りください! ※ご理解しやすいよう、表現を一部デフォルメしています。
ご愛嬌と言うことで、詳しい方のツッコミはご勘弁くださいね。
以上ご参考になれば。
長文失礼しました。
新車を強く勧めない、失格車輛設計者でした。