方法は左手が先に着く(左足が前)方向と仮定して説明します。
左手は通常の側転と同じように進行方向に向かって左に指先を着きます。
右手は左へ向けながらさらにねじって進行方向と逆の方向に近い方向までねじり着手します。
着く位置は進行方向の真ん中に一直線上があると仮定して右手はやや左に、左手はやや右にです。
ホップ運動(ロンダードに入る前の予備運動で右足でジャンプしながら足を交差させる)のあと右足はあまり上げない(開脚姿勢は最小限で角度で言うと30度ぐらいの意識で)で、右胸(脇)を曲げながら(側湾状態という)、両腕は両耳に付けるぐらい狭く(背伸びの状態)します。
(よって肩の柔軟性が必要)その後両足を早く閉じ(付ける)ますが、その際体が反った状態(つまり足先が胸より後ろの状態)から思い切りあふり(といって反った体をムチの様に一気にくの字にする)ます。
左手が着いた状態で1/4ねじり右手が着いた瞬間に残りの1/4ねじって逆さまになったときには後ろを向いている(つまり1/2ひねった感じ)ようにする(かなりひねり終わりは早くする)事が重要です。
技術も大事ですが、身体の柔軟性も体操はかなり大きなウエイトを占めます。
ひねることについて次のような練習方法をアドバイスします。
これは中級者ぐらいにならないとできませんが・・。
倒立する程度(それよりも弱い勢いで)の勢いで左手(1/4ひねり)をつき右手をついて(残り1/4ひねる)反対に向いた状態で両足を閉じ元に戻る感じで倒立前転をします。
よってスタート地点に戻るわけです。
両足が手より先行しない練習方で、着手時足先は腕や胸よりあとに残っていることが重要です。
ロンダードではあまり股関節の柔軟は必要ありませんが、肩関節(胸部も)の柔軟が必要不可欠です。
以下図も参照として下さい。